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美白のためにシミの原因をおさらいしておく

更新日:2018.05.28
公開日:2013.12.26
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

シミの原因をいくつ知っていますか?原因が分かればサプリメントなどを活用した対策も立てやすくなります。美白で失敗しないためにシミ対策は欠かせません。ここではドクター監修記事でシミの原因について解説します。

シミ対策としてサプリメントを活用するためには、まずはシミができる原因やメカニズムを正しく理解することが必要です。

ここでは、シミの原因やメカニズムの解説と、シミの解決方法、そして、それをサポートするサプリメント成分をご紹介します。

シミの原因=メラノサイト刺激物

ご存じの通り、シミはメラニンが過剰に生成されることによって発生します。

メラニンはメラノサイトによって作られますが、皮膚にはこのメラノサイトに対し、「メラニンを作りなさい」と命令する物質が存在します。

このメラノサイト刺激物質を活性化させるのは、以下のようなものです。

(1)紫外線(UV-B)

紫外線にはUV-AとUV-Bがありますが、波長の短いUV-Bは直接的に皮膚の細胞を攻撃してDNAを傷つけます。

紫外線が入ってくると、細胞を守るために、メラノサイトを刺激してメラニン色素を作り出す物質が活性化します。

通常は、紫外線を浴びなくなるとメラニン色素は作られなくなり、皮膚の新陳代謝により元の肌色にもどります。しかし、皮膚細胞のDNAに変異が起こると、メラノサイトが活性化したままの状態となってしまい、シミが発生します。

(2)活性酸素

活性酸素が発生すると、活性酸素を取り除くために「メラノサイト刺激ホルモン」が分泌されます。

活性酸素が発生するとメラノサイト刺激ホルモンが分泌され、メラニンが作られます。活性酸素を発生させる要因は以下のように色々あります。

  • 紫外線(UV-A)
  • ストレス
  • 喫煙
  • 飲酒
  • 電磁波
  • 排気ガス等、有害物質を含む空気
  • 食品添加物
  • 便秘
  • 激しい運動
  • 睡眠不足

(3)炎症

ニキビ跡や肝斑などが炎症によるシミの代表的なものです。皮膚に炎症が発生すると、炎症によるダメージを回復するために、新しい細胞を作ろうとする働きが活発化します。

そうするとメラノサイトも一緒に活性化してしまい、メラニン色素の産生が促進されて色素沈着が起こります。

皮膚に炎症を起こさせる要因には以下のようなものがあります。

  • 日焼け
  • 摩擦
  • 刺激の強い化粧品
  • 虫刺され
  • やけどや外傷
  • 湿疹やかぶれ
  • ニキビ
  • 女性ホルモンの乱れ

外傷やニキビのように、はっきりとした炎症でなく、見た目には分からない程度の炎症でも、長期的に続くことでシミの原因になります。

このように、シミを引き起こす原因は、実にさまざまなことが関係しています。つまり、何が原因となってシミになっているかは、人によっても変わってきます。日頃から、これらの原因の中で関係がありそうなものに注意しておくことはもちろん、わからない場合は皮膚科で相談するのも重要なポイントです。

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