内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
汗の臭い・体臭の原因と制汗剤スプレーなどを使った対策方法
そもそもなぜ汗は臭うのでしょうか。 通常の汗、臭う汗の違いなど、汗に関する正しい知識を身につけて、最適な汗のケア方法を選択し、汗とうまく付き合っていきましょう。汗の拭き方ひとつでも、体臭は減らすことができるのです。
汗は体温を調整するうえで、なくてはならない身体の機能です。
しかし、大事な役割を果たしてくれている、とわかってはいても、汗をかきにくい人がうらやましい、汗さえ出なければ体臭も気にならないのに、と思ってしまう方もいるでしょう。
汗を厄介者と考えるより、汗を正しく理解して味方につけられるよう、体臭予防を考えていきましょう。
体臭の原因|汗は体臭ではない
汗は主に、体温を調整するために出るものです。汗腺から水分を出し、その水分を空気中に気化させることで、熱を蒸発させるのです。
通常の汗はエクリン腺という汗腺から出てきます。このエクリン腺から出る汗は、最初から臭うわけではありません。 時間が経って、その汗に皮脂や垢が混ざり雑菌が繁殖することで、体臭が徐々に発生します。
汗臭くなるのを抑える対策
体臭を抑えるためには、もともと無臭の汗に臭いが発生しないような対策をするのが効果的です。
(1)汗の正しい拭きかた
汗に雑菌が繁殖して、体臭へと変化する時間の目安は1〜2時間です。
そこで、1〜2時間ごとに汗をタオルで拭きとると、体臭を抑えることができます。このときの注意点ですが、乾いたタオルで汗を拭きとらないようにしましょう。
乾いたタオルを使うと、肌表面の汗をすべて拭きとってしまうことになり、乾いた肌をふたたびうるおそうと、余計に汗が出てきます。拭けば拭くほど汗が出てしまうという、負のサイクルに陥ってしまうのです。
汗を拭き取る際は、タオルをいちど濡らし、固く絞ってから使用しましょう。適度に水分が残り、肌の汗がすべてなくなってしまう状態を避けることができます。
(2)制汗剤(デオドラント)を使う
制汗剤にはさまざまな種類がありますが、主に2つの効果があります。
- 汗腺をふさいで汗の量を抑える効果
- 汗の中の雑菌が繁殖しないようにする殺菌作用
2つを合わせた両方の効果がある制汗剤も市販されています。
(3)制汗剤の選び方
制汗剤の種類は、自分の体臭の強さによって選ぶようにしましょう。
ワキガの強さも選ぶポイントになります。強いワキガの認識がある方は、軟膏やスティックタイプのもので、殺菌作用が強いものを選んでください。
中程度ならスプレータイプのもの。体臭の種類がワキガでないのであれば、汗を定期的に制汗シートで拭き取るくらいでよいでしょう。
(4)制汗剤使用の注意点
制汗剤を使う際、必要以上に塗らないようにしてください。複数の制汗剤を塗りすぎると減菌状態になり、肌に必要な善玉菌まで死んでしまい、かえって臭いが強くなってしまうことがあります。
また、全身に制汗剤をつけることもオススメできません。制汗剤は、汗腺をふさいで汗を抑えるため、身体に負担がかかっています。その為、ワキや足など、特に臭いが気になる部分に限定して使用するようにしましょう。
自分がわきがかどうかを知りたい方は、『もしかして臭う?体臭のセルフチェック方法』をご覧ください』
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座