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オールインワンゲル(ジェル)の特徴と効果

更新日:2016.12.09
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

様々な基礎化粧品の機能を1つにまとめて、ワンステップで全ての工程を終えられるよう作られたオールインワン化粧品。なかでもゲル(ジェル)タイプのものは、使い勝手の良さからラインナップが豊富です。オールインワンゲル(ジェル)の特徴と効果について、ドクター監修の記事でお伝えします。

オールインワンゲル

忙しい現代女性にとって3ステップや5ステップもあるスキンケアは、けっこうな負担となります。このような理由から、オールインワン化粧品への注目が年々高まっています。

オールインワン化粧品には様々なタイプがありますが、なかでもゲル(ジェル)タイプのものは浸透率の高さに定評があり、ラインナップも豊富です。オールインワンゲルの特徴と効果について、詳しくみていきましょう。

オールインワンゲル(ジェル)の特徴

オールインワンゲルには主に「水」「ゲル化剤」「乳化剤」「有効成分」「防腐剤」「オイル」が含まれており、製品によって+αの成分が入ります。なかには、オイルを使わない水性のものもあるそうです。

ゲル状にしているものは、カルボーマという石油系の合成高分子です。石油系と聞くと不安になる方もいると思いますが、安全性は非常に高いことで知られています。

ゲルとジェルの違い

製品によって「ゲル」と呼ぶものと「ジェル」と呼ぶものがありますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

辞書の上での意味では、ゲルとジェルに違いはありません。単にゲルがドイツ語でジェルが英語というだけです。ただし、化粧品の商品名として使われる場合には、微妙な違いがあります。

ゲルはどちらかというと水分が少なめで、やや弾力があるタイプに名づけられることが多いようです。使用感としては、しっとりとしたものが多いです。一方、ジェルの方は水分が多めで「ウォータージェル」のようにみずみずしいイメージを伴うものが多く、さっぱりとした使用感が特徴です。オールインワンゲル選びの際には、商品名にも注目してみると良いでしょう。

ここが便利!

オールインワン化粧品は、オールインワンという名の通り「全ての機能が1つに詰まっている」のが最大の特徴です。一般的には化粧水・美容液・乳液の役割を果たすものとなっており、製品によってはこれ以外に+αの効能を持つものもあります。

通常のスキンケアであれば、化粧水(保水)→美容液(栄養)→乳液(保湿・保護)と、少なくとも3つのステップを踏む必要があります。忙しい女性にとっては、なかなかの負担になります。まして朝出かける前ともなれば、その忙しさからスキンケアが雑になってしまうこともあるでしょう。慌ただしいスキンケアでは、せっかくの効果も半減してしまいます。

オールインワンゲルであれば、この3つのステップを一度に済ませることができるため、手軽に効果的なスキンケアができます。忙しい女性にとっては強い味方と言えますね。

他にもたくさんのメリットが

オールインワンだから経済的

使う化粧品が1つで済むということは、それだけ出費も少なく済むということです。高級なオールインワンゲルの場合はかえって割高になってしまうという可能性もありますが、よく比較して選ぶようにすれば、化粧品代の節約が可能です。

お肌にもやさしい

オールインワンのゲルを使えば、お肌への負担も少なくて済みます。いくらスキンケアのためとはいえ、何種類もの化粧品を重ねて使うと、かえって肌トラブルの原因となることもあります。また何度も塗ることにより肌にかかる摩擦も多くなりますが、ワンステップで最小限の刺激で済むオールインワンゲルは、お肌にもやさしいアイテムと言えます。

ラインを気にする必要がない

通常の化粧品であれば、ラインを気にして選ばなければ効果が半減してしまったり、機能が重複してしまうという場合がありますが、オールインワンであればたった1つしか使いませんのでラインを気にする必要は一切ありません。

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