内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
ホルモンバランスが乱れるってどういうこと?
体の中に分泌されているホルモンにおいて大事なのはバランスです。ホルモンバランスはなんらかの原因で崩れてしまうのですが、その原因についてドクター監修の記事にてご紹介しましょう。また、整っている状態についてもご紹介します。
人間の体内に分泌されているホルモンですが、このホルモンは体調や精神状態を左右するものとなっています。ですが、ささいなことでホルモンバランスは崩れてしまい、特に女性ホルモンは崩れやすい傾向にあるようです。ホルモンバランスをできるだけ崩さないためにも、日常生活において注意しておきたいことがあります。ここからは、ホルモンバランスが乱れる原因や整っている状態について確認していきましょう。
ホルモンバランスが乱れている状態とは
女性のホルモンバランスは乱れやすいといわれていますが、どのような状態だと乱れているのでしょうか。この項目にてチェックしておきましょう。
乱れやすい女性ホルモン
女性ホルモンとは、卵巣から分泌されているホルモンのことを指します。脳の視床下部から指令を受けた後に下垂体へ働きかける役割となっており、正常な状態ならば28日から38日周期のリズムで、エストロゲンとプロゲステロンが月経のリズムとともに分泌されます。このサイクルが乱れてしまい、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れた状態が「ホルモンバランスが崩れている」と言うようです。女性ホルモンはわずかな量でも大きな効果をもたらしてしまうため、微調整が利かずにホルモンバランスが崩れてしまう傾向にあります。
ホルモンバランスの状態を知る方法
ホルモンバランスを簡単に調べる方法としては、基礎体温を計る方法があると言われています。基礎体温は低温機と高温期の2つに分かれており、それぞれの温度差が0.3度以上となっていれば正常に排卵が行われるようです。そのため、この温度差がきちんとある場合はホルモンバランスが整っている状態といえます。反対に、温度差が0.3度以上無いうえに、排卵がきちんと行われていないとホルモンバランスが崩れている指標となります。
ホルモンバランスの乱れを生じさせる原因とは
ホルモンバランスが崩れる原因としては、大きく分けて2つほどあるといわれています。ここでは、その2つの原因についてチェックしましょう。
年齢に原因がある場合
ホルモンバランスは思春期のときと、閉経前後の更年期に乱れやすい傾向にあります。思春期の時期はまだ肉体的成長が不十分で、うまく女性ホルモンのバランスを取ることができない状態にあるようです。また、閉経にともなって更年期が出てくる時期には、女性ホルモンが減少してしまい体がそれに対応できなくなってしまいます。その結果、ホルモンバランスが乱れてしまい体にさまざまな影響が出てくるようになります。
生活習慣に原因がある場合
ホルモンバランスが乱れてしまう原因には、年齢以外にも生活習慣に影響されることがあるようです。女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは視床下部となっていますが、同時に自律神経の働きをコントロールしている場所になっています。ですが、生活習慣の乱れによって大きく影響を受けるのが視床下部となっており、女性ホルモンのバランスが乱れるとともに自律神経も同時に乱れるようです。ホルモンバランスが乱れる生活習慣としては寝不足や過度なダイエット、ストレスなどが考えられます。
ホルモンバランスが整っているってどのような状態?
ホルモンはバランスよく分泌されていることが重要で、その量が多過ぎても問題があるといわれています。ここでは、ホルモンバランスが整っている状態や、偏っている場合の問題点についてご紹介しましょう。
ホルモンバランスが整っている状態
ホルモンバランスが整っている状態では、原因もなくイライラすることはありませんし、月経も問題なく決まった周期でやってきます。また、不妊などにおちいるリスクも少なくなり、不正出血なども起こりづらくなるようです。さらに、肌の状態も整えやすくなっており、女性にとってホルモンバランスを整えることは美容面においても重要であると言えます。
ホルモンは片方だけ増えても意味がない
ホルモンバランスとは、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が整っている状態を指します。この2つの量が均衡に整っている状態がもっとも理想で、どちらの量が多くても問題が出てくるようです。たとえば、エストロゲンが多く分泌されていると、乳がんや子宮体がんになる可能性が高くなるといわれています。反対に、プロゲステロンが多く分泌されている場合には、ニキビなどの吹き出物が多く出てしまい、肌のトラブルが多くなる傾向にあります。
女性ホルモン自体が減ってしまうと
女性の体から女性ホルモン自体が減ってしまうと、男性ホルモンの影響が大きく出てくる傾向にあります。男性ホルモンは女性の体の中でも分泌されており、そちらの量が多くなってしまうと皮脂の増加にともなってニキビが発生しやすくなる傾向にあります。ニキビだけでなくヒゲが生えることもあり、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスを取ることも重要となってきます。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座