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オーガニックの日焼け止めって何?
日焼け止めは近年外出時には必須とまでいわれているほど、紫外線対策は重要だと考えられています。ですが、肌に負担をかけてしまう不安もあるため悩ましいです。今回はオーガニックの日焼け止めについてドクター監修のもとご紹介します。
紫外線カット効果を持つ日焼け止めにも、オーガニックのものがあります。日焼け止めにおけるオーガニックとはどのようなものなのか、解説していきます。
オーガニックの日焼け止めとは
日焼け止めを選ぶ基準
日焼け止めといっても、紫外線カット効果が高いものから、低いものまでさまざまで、紫外線量や環境によって使い分ける必要があります。その紫外線カット効果の度合いは「SPF」と「PA」という基準で表示されています。
SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線B波であるUV-Bをカットします。数値が高ければ高いほど紫外線UV-B波から肌を守る機能が高くなります。
PA(Protection Grade of UVA)は、紫外線A波であるUV-Aをカットします。+の数が多いほど紫外線UV-A波から肌を守る機能が高くなります。
どちらの紫外線を守りたいのかによって選ぶことができますがが、ほとんどの日焼け止めでは両方の成分が含まれています。紫外線の量が多い夏に外出するときは「SPF50、PA++++」を選ぶ、室内で過ごすなら「SPF20、PA++」を選ぶ…など、、いつどこで、どのように過ごすかなどの目的で選ぶようにしましょう。
紫外線カット効果が高いほど肌の負担も大きくなる
日焼け止めというのは、どのような場合でも紫外線カット効果が高いものを使用すればいいと思ってしまいがちですが、そうではありません。紫外線カット効果が高ければ高いほど、肌に与える負担も大きくなることが多いです。そのため、日焼け止めだけで紫外線対策をするのではなく、長袖を着たり日傘や帽子を活用するなど、その他の紫外線対策とあわせるのがポイントです。
オーガニック系の日焼け止め
最近では敏感肌に悩む人も多く、日焼け止めで肌荒れを引き起こしてしまう女性がいます。そのような女性のおすすめなのがオーガニック系の日焼け止めです。製品による場合があるのですが、なるべく肌に負担を与えないように、作られているのが特徴です。
オーガニック系の日焼け止めのメリット
オーガニック系コスメのメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
天然由来の成分を使用
オーガニックの日焼け止めのメリットは、天然の成分を使用しているということです。一般的な市販の日焼け止めと違う構成成分を使用したオーガニックの日焼け止めは、近年注目度が上がってきています。オーガニックでない日焼け止めには紫外線の吸収剤や散乱剤を使用しており、さらにウォータープルーフなどの日焼け止めの場合は、シリコンや合成ポリマーを使用しています。これらの日焼け止めは紫外線をカットする能力が高く、非常に便利なのですが、肌を傷めやすい場合があります。オーガニックの日焼け止めの場合、これらの化学物質を使用していない天然由来の成分を使用しています。
肌にやさしく作っている
天然由来の成分を使用しているということで、それだけでも肌にやさしいというイメージを持ってしまいます。ただ、オーガニック製品を愛用する人は、そもそも肌が弱くて悩んでいる人が多いといわれています。そのため、そのほかの部分についても肌にやさしく作られています。合成香料や着色料を使用していないというのはもちろんのこと、肌にやさしい弱酸性に調整を行っており、アルコールフリーのオーガニックの日焼け止めもあります。
クレンジングが楽
天然由来の成分を使用しているので、日焼け止めを落とすのが非常に簡単だといわれています。一般的な日焼け止めであれば、化粧落としオイルなどを使用して落とさなければなりませんが、オーガニックの日焼け止めの場合は、せっけんなどで手軽に落とすことができる傾向があります。
オーガニックの日焼け止めを選ぶ際の注意点
オーガニックの日焼け止めを購入する際には、どのようなことに注意しておけばいいのでしょうか。
オーガニック認証商品を選ぶ
オーガニックの日焼け止めといっても、オーガニック認証の日焼け止めとオーガニック成分配合の日焼け止めが販売されています。あくまで目安になりますが、購入をする際には、オーガニック認証を受けている日焼け止めを購入するようにしましょう。
オーガニック認証とは
オーガニック認証というのは、第三者機関による審査をクリアした日焼け止めのことであり、その基準というのはかなり厳しいといわれています。特に石油由来の成分は原則禁止しているといわれています。
オーガニック成分配合の日焼け止めとは
オーガニック成分配合の日焼け止めというのは、第三者機関による審査を受けていない日焼け止めのことを言います。自社基準ですので、好きに付けることができます。多くの場合は、オーガニック認定されている成分を一定量含んでいることが多いです。さらに、石油由来の成分が配合されていてもオーガニックを打ち出すことも考えられます。
パッチテストをしよう
オーガニックの日焼け止めが、肌にやさしいといっても肌に合わないという可能性もあります。そのため、オーガニック系の日焼け止めだからと安心していきなり使用するのではなく、肌の目立たない場所などでパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
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