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生理が終わりかけの時の臭いや茶色い血液が出る原因と対策方法
「生理」は女性とは切っても切れない関係です。夏場や梅雨、暖房の利いた室内、どの季節でもデリケートゾーンの臭いは気が気じゃないですよね。今回はドクター監修の記事を参考に、臭いの原因と対策の方法をご紹介します。
生理が終わりかけた時に生じる茶色い血液の原因
原因は血液の酸化
鼻血を拭いた直後は真っ赤ですが、あとでティッシュを見てみると茶色くなっている。これは血液の酸化によるものです。子宮内に長くとどまっている経血も徐々に酸化していくため、最後のほうには茶色い血液が出てくるのです。
経血は100%「血」ではない
経血の中には、分泌物や内膜を溶かすための酵素、溶け切らないままの内膜など血液以外にもいろいろなものが混ざっています。100%血液ではないことから内容物にも個人差があり、人それぞれ色が違ってくるのです。ただ、あまりにも普段の血液とは異なる色だった場合は、なにか体の中でトラブルが起きている可能性も考えられます。
生理の終わりかけの臭い・血からわかる病気のシグナル
経血や臭いがいつもと違う気がするときは、まず自分でチェックしてみましょう。
黒っぽい血が出る
これは血液が酸化したものです。ストレスが貯まったり生活リズムが乱れているときに黒っぽくなりやすいです。初めから黒く、少しで終わってしまった場合は着床出血(妊娠)の可能性もあります。
生理周期とはずれた鮮血は不正出血の可能性
生理の初め頃ならまず問題はなさそうですが、生理周期とはずれたときに突然出てくる場合は不正出血の可能性があります。
色が薄い
虚血(貧血の状態)で栄養が回っていない可能性があります。この状態の生理が何回も続くと、排卵が止まってしまったり、不妊につながるおそれもあります。生活リズムや食事内容を見直してみましょう。また、着床出血(妊娠)の可能性もあります。
腐敗臭がする
いつもとは違う強い臭いがする場合は、膣炎などの感染症にかかっている可能性があります。性病でなくても、カンジタなどは免疫が下がることでなる身近な病気です。
塊状のものが多く出る
塊状のものははがれた内膜です。通常は酵素で溶かしてから外に排出されるのですが
- 酵素が少ない
- 血液量が多い
などの理由からうまく溶け切らず、塊のまま出てくることがあります。痛みも量も大きくなってきている場合は子宮筋腫などの可能性も考えられます。経産婦は子宮が大きくなるので、30~40代の女性に増加傾向が見られます。少しでも不安なことがあれば、恥ずかしがったり怖がったりせずに婦人科を受診しましょう。毎月の生理のチェックや、基礎体温もつけておくと自身の体への理解が深まるのでおすすめです。最近はアプリも豊富でグラフ作成データ管理なども楽にできます。
生理の終わりかけの臭い対策方法
長くナプキンを使用していることによる蒸れ、それによる雑菌の繁殖、経血自体の酸化などの要因が重なると臭いが強くなってくることがわかりました。快適に過ごすためのグッズや対策方法をいくつか紹介します。
布ナプキンを使用する
綿を使っているので通気性が良く、蒸れにくいので臭いを軽減してくれます。ごみが出ず、洗って何度でも使えるのでエコで経済的で、デザインかわいいものが多いです。しかし、もみ洗い・つけおき洗いの必要があり、初期費用が高くつくというところが難点です。(1枚500~1000円程度、洗い替えが必要)
月経カップを使用する
膣の中に挿入し、経血をカップに溜めます。最初に入れるときにコツがいりますが経血が漏れ出ないので臭いも気になりません。繰り返しの使用可能です。しかし、使い方にコツがいる・こちらも初期費用が高くつくなど懸念される点がいくつかあります(1つ3000円~5000円程度、長期間の使用が可能です)
ビデを使用する薬局などで売られている使いきりのビデで膣内を洗浄します。トイレについているウォシュレットは外陰部を洗い流すものです。ビデを生理の終わり頃に使うことで残った経血を洗い流すのでスッキリすると同時に、生理期間の短縮にもつながりますただ、使いすぎると体に必要な常在菌も洗い流されてしまうので頻用するのは控えてください(月1回~2回程度の使用がおすすめ)。
綿の下着を着用する
どれも敷居が高いと思った方は、まず下着を綿のものに変えるだけでも通気性が違います。おなかやおしりをすっぽり覆うデザインのものが多いので、温かさをキープしてくれ、汗もきちんと吸収してくれます。
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