内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
顔のむくみを解消するマッサージ方法と効果的な食べ物
お酒の飲みすぎで、翌朝起きたら顔がパンパンに膨れているというのはよくある話です。誰もが経験したことのあるむくみの対策として、すぐにできるマッサージと、むくみに効果的な食べ物での解消法をドクター監修の記事で解説します。
誰もが経験したことがある顔のむくみ。自分ですぐにできて効果が期待できる、むくみを解消するための方法をお伝えします。
むくみに即効性があるといわれる温冷タオル
まずは、即効性のある、蒸しタオルと冷やしタオルを使っての方法です。蒸しタオルは、45℃程度のお湯に浸け絞ったものか、水に浸けて絞ったものを、電子レンジに1分ほどかけたものを使用します。冷やしタオルは、冷たい水に浸して絞ったもの(夏場は氷水で)を使用します。
- 温タオルを30秒ほど顔に被せます。
- その後、冷タオルを30秒ほど顔に被せます。
- この繰り返しを2、3セット行います。温と冷の交互の刺激で、むくみを和らげることができます。
顔のむくみを解消するマッサージ方法
たまった水分や老廃物を流すには、リンパの流れをよくするマッサージが効果的とされています。マッサージ機やエステティシャンの施術によってマッサージ以外に、自分で揉むアプローチもあります。
首のリンパの流れをよくする首のマッサージ
顔がむくんでいると、先に顔をと思いがちですが、首からほぐします。
首はリンパが集中している部分でもあるので、水分を流れやすくします。まずはストレッチからです。
- 首を右に3回、左に3回ほど回します。
- 右手を左耳につけて、ゆっくりと右に倒します。
- 左も同様に行います。
- 両手を後ろで組み、後頭部にあて、ゆっくりと前に倒します。
- あごに手をあて、ゆっくりと前に倒します。
- 首がほぐれたら、リンパを流していきます。
- 耳の下のリンパを、指の腹で持ち上げるように押します。
- 次に、鎖骨の上のリンパを、指で押します。気持ちいいと感じるくらいの強さで、数回繰り返します。
- 最後に手をグーにし、耳の下のリンパにあて、鎖骨の上のリンパまで、ゆっくりと下に数回流していきます。
血行をよくする頭皮のマッサージ
頭皮は顔の皮と繋がっているので、頭皮のマッサージをすると、血液の流れと、リンパの流れがよくなり、顔のむくみの解消になります。両手の指の腹を使い、頭全体をつかむようにして、気持ちいいと感じるくらいの強さで、軽く押すように頭皮全体を揉みます。このとき、爪を立てて強く揉んではいけません。
顔全体をほぐす顔のマッサージ
- 滑りをよくするために、マッサージ用のコールドクリームかオイルを塗ります。
- 耳の下、揉み上げあたりのくぼみから、あごの先まで、指の腹全体を使って、下にリンパを流していきます。
- ゴシゴシとやりすぎると、肌を痛めてしまうので、ゆっくり滑らすように数回繰り返します。
むくみを解消する効果的な食べ物
むくみの解消に効果があるとされる、食べ物や栄養素を解説します。
利尿作用を高めるカリウム
カリウムは、むくみの原因になる塩分を、尿と一緒に排出してくれる働きがあります。
- 代表的な食品
- 昆布、わかめ(海藻類)大豆、納豆(豆類)ジャガイモ、里芋(イモ類)エリンギ、しめじ、まいたけ(きのこ類)アボカド、バナナ(くだもの)など、特に海藻類には、カリウムが多く含まれています。
なお、昆布はヨウ素が多く含まれており、摂りすぎは甲状腺ホルモンに影響を及ぼすことがあります。摂りすぎに注意しましょう。
血液をきれいにするクエン酸
クエン酸は、むくみの原因となる老廃物を排出し、血液をきれいにする働きがあります。
- 代表的な食品
- レモン、グレープフルーツ、いちご、パイナップル、キウイ、梅干し、お酢など、一般的にすっぱい食べ物に多く含まれます。
血行をよくするビタミンE
ビタミンEは、血管を広げ、血行をよくする働きがあります。
- 代表的な食品
- いくら、たらこ、めんたいこ(魚卵)アーモンド(種実類)、モロヘイヤ、カボチャ(野菜)など
なお、いくら、たらこ、めんたいこには塩分(塩化ナトリウム)が多く含まれています。塩分を摂りすぎるとむくみは増悪するので、むくみ解消のためにビタミンEを摂るのであれば、これらは避けた方がいいかもしれません。
不足するとむくみの原因になるタンパク質
極端にタンパク質が不足すると、体内に水がたまりやすくなり、むくみの原因となります。ただし、腎臓病が原因でむくむこともあります。腎臓病の場合、タンパク質を摂りすぎると、余計に腎臓が悪くなってしまうため、医師の判断を仰ぎましょう。
- 代表的な食品
- 肉類、魚介類、卵類、乳製品など
1日1.5Lは摂りたい水分
意外かもしれませんが、水分が不足するとむくみの原因となります。水分を摂らないと、老廃物が排出されず体にたまってしまいます。摂りすぎてもいけませんが、1日1.5L~2Lの水分は摂るようにしましょう。
むくみ予防に有効な対策
むくみは、お酒の飲みすぎによるアルコールの過剰摂取や、塩分の多い食事が主な原因です。とは言っても、お酒の機会が多い方にとっては仕方のないことです。ただ断酒とまではいかずとも、少し意識して量や食べるものに変化を加えるだけで、ある程度のむくみの予防にはなります。
塩分は控えめに
お酒を飲むと、しょっぱいおつまみが美味しくなるので、塩分も過剰に摂取してしまい、むくみを促進させます。サラダや枝豆など、塩分控えめのおつまみを選ぶことをおすすめします。枝豆にかける塩は控え目にしましょう。
生活習慣を改善する
仕事が忙しくて、睡眠時間が少なくっている人は多いと思いますが、睡眠不足は、水分や老廃物が排出されにくい体になり、むくみの原因になります。かといって、寝すぎもむくみの原因になるので注意が必要です。また、オフィスワークなどで運動不足の状態だと、新陳代謝が悪くなり、これも、水分や老廃物が排出されにくい体になり、むくみの原因になります。生活習慣の改善をすることが、むくみの予防になります。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座