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便秘解消にはオリーブオイルが有効?効果や摂取方法とは

更新日:2017.07.20
公開日:2017.01.30
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この記事の監修者
医療法人社団ゆうあい会 ゆうあいクリニック 理事長 片山敦

便秘解消で油脂類をとり入れるのであれば、オリーブオイルがおすすめです。なぜオリーブオイルがよいのか、オリーブオイルの効果、栄養、おすすめの摂取方法などを含め、ドクター監修の記事で解説します。

油脂類は便秘に効果が期待できるといわれていますが、中でもオリーブオイルは便秘解消によいとされています。なぜオリーブオイルが便秘解消によいのでしょうか。オリーブオイルの効果や栄養などについて解説します。

オリーブオイルの便秘への効果

便秘に効果が期待できる食べ物の1つとして油脂類があります。油脂類とは、オリーブオイルやバター、ゴマ油など、油分のことです。油脂類全般としては、潤滑剤のような働きによって便の通りをよくしたり、腸を刺激して排便を促したりする効果が期待されています。

オリーブオイルが便秘解消によい理由

油脂類は便秘解消のために重要な役割を持ちますが、中でもオリーブオイルはおすすめです。他の油脂類と比較しても、肌や粘膜に優しく、さらに小腸で吸収されにくいからです。排便に大きく関わっている内臓は大腸ですが、オリーブオイルの成分は大腸までしっかりと届くため、便秘解消に役立ちます。

オリーブオイルの栄養素と身体への影響について

オリーブオイルに含まれる栄養素から、オリーブオイルが身体に与える影響について見ていきましょう。

オリーブオイルの栄養

オリーブオイルのカロリーは1gあたり9.21キロカロリーです。また、一価不飽和脂肪酸が多く含まれており、サラサラとした肌触りが特徴です。ビタミン類も含まれており、特にビタミンA群のベータカロテン、ビタミンE群のアルファトコフェロール、ビタミンKが豊富です。

オリーブオイルが身体に与える影響

オリーブオイルは便通をよくし、ぜん動運動を活性化させるなど、便秘解消に有用な油脂類ですが、便秘以外にもさまざまな効果が期待されます。まず、オリーブオイルに含まれるオレイン酸の抗酸化作用です。メタボリック症候群や動脈硬化は身体の酸化に大きく関わっているので、抗酸化作用があると、こうした病気の改善だけではなく、予防においても効果が期待できます。特に、動脈硬化の予防については、動物レベルで予防の効果が実証されています。

オリーブオイルの効果的な摂取方法

オリーブオイルの1日あたりの目安摂取量は、大さじ2杯です。摂取方法は、直接飲むことがいいとされています。ただし、油を飲むことに対して抵抗がある方も少なくないでしょう。直接飲むことが難しい場合は、サラダにかけたり、炒め油として使ったりなど、無理のないようにとり入れてみましょう。なお、オリーブオイルを含めた油脂類はカロリーの高い食べ物です。1日の摂取カロリーの目安を頭に入れて、とりすぎないように注意しましょう。

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