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化粧水をコットンにつける正しいパッティング方法|コットンと手、どっちがよい?

更新日:2018.01.10
公開日:2016.09.21
ドクター画像
この記事の監修者
聖心美容クリニック 熱海院 院長 小林美幸

化粧水をつけるときに、コットンに染み込ませてつけるのと、そのまま手でつけるのとでは、どちらが正しいのでしょうか。ここでは、化粧水をコットンでつける場合の正しい方法について、ドクター監修の記事で詳しく説明しています。

化粧水は、洗顔後の肌につけるスキンケアアイテムですが、化粧水をつけるときは、コットンを使うのと、手でつけるのと、どちらが正しいのでしょうか。今回はそんな疑問にお答えしていきます。

化粧水はコットンと手のどっちがおすすめ?

結論からいいますと、化粧水は、コットンに染み込ませてつけても、手でそのままつけても、効果に違いはありません。手でつけると、手のひらが化粧水を吸い込んでしまうなどといわれることもありますが、皮膚の表面には、水や異物が肌の中に入り込むのを防ぐ「角質層」があり、手のひらは、特に角質層が分厚くできているので、化粧水を吸収するようなことはほとんどないのです。

化粧水をコットンと手でつけるときのメリット・デメリット

化粧水をコットンまたは手でつけることに効果の違いはありませんが、それぞれにメリットとデメリットはあります。

手につけた場合のメリット・デメリット

手は、量の調節がしやすいことや肌の浸透を感じながら化粧水をつけられるなどのメリットがありますが、反対に雑菌や汚れがつきやすいために衛生面を心配されることがあるほか、コットンよりもつけ方にムラが出てしまうといったデメリットがあります。では、コットンはどうでしょうか。

コットンにつけた場合のメリット・デメリット

  • 手のひらと違って凹凸がないので、化粧水をムラなく肌に馴染ませやすい
  • 無意識にあちこちに触れてしまい、雑菌や汚れがつきやすい手よりも衛生的
  • 化粧水が少なく乾いた部分があると、肌を摩擦しやすい
  • コットンで肌を強くこすると、角質層を傷つけてしまう
  • 強い力で何度もパッティングしがちだが、強く叩くと、赤ら顔や色素沈着の原因になることがある

コットンを使うことで、自分がていねいにスキンケアをできているという気分を味わえる、という方もいらっしゃるでしょう。しかし、コットンは使い方を間違えると、肌にダメージを与えやすいので注意が必要です。そんなことにならないように、コットンを使った正しい化粧水のつけ方を身につけましょう。

化粧水をコットンにつける正しいパッティング方法

  1. まず、メーカーの指示に従った分量の化粧水をコットンに染み込ませます。化粧水が少ないとコットンで肌を摩擦してしまうので、コットン全体がひたひたになるくらいが目安です。
  2. 次に、化粧水を染み込ませたコットンを中指と薬指の間に挟み、頬の内側から外側、おでこの中央から左右というように、顔の中心から外側に向かって、やさしくすべらせるように化粧水をなじませていきます。乾燥しやすいまぶたにも忘れずにつけましょう。
  3. 最後にコットンを折りたたみ、目の下や小鼻の周りなどの細かい部分にも、やさしく化粧水をなじませます。

正しい方法で肌の保湿を

化粧水は、コットンや手を使うことによって、細かい部分にもしっかりなじませることができます。化粧水をつけるときは、コットンや手のメリットとデメリットを理解し、自分のやりやすい方法で行うとよいでしょう。コットンの場合は、正しい化粧水のつけ方を意識して、しっかり肌を保湿しましょう。

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