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レーザー治療を用いて肉割れを消すことは可能?

更新日:2017.12.19
公開日:2016.09.23
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

肉割れは、レーザー治療を受けることで、目立ちにくくすることができます。ここでは、肉割れの治療によく用いられるフラクショナルレーザーのメカニズムや、レーザー治療の注意点などを、ドクター監修の記事で解説します。

肉割れにはレーザー治療が効果的だという話を耳にすることがありますが、レーザー治療とはどういったものなのでしょうか。今回は、肉割れのレーザー治療について解説します。

肉割れとは?消す方法はある?

肉割れとは、皮膚に亀裂のような線が入ってしまう症状のことで、これは、皮膚の内部にあるコラーゲンの線維が裂けることで生じると考えられています。

肉割れは、時間の経過とともに赤紫色から白っぽい色へと変化し、多少は目立ちにくくなりますが、完全に消えることはありません。しかし、レーザー治療を受けることで、できてしまった肉割れを薄くすることは可能です。肉割れの症状や原因に関して、詳しくは『妊娠線やストレッチマークともいわれる「肉割れ」とは?』『肉割れはホルモンが原因?肉割れを起こすメカニズム』をご覧ください。

治療に多く使われるのはフラクショナルレーザー

レーザー治療にはさまざまな種類のものがありますが、肉割れの治療にはフラクショナルレーザーが用いられることが多いようです。フラクショナルレーザーとは、レーザー光線を細かい点状に集約し、ドット状に照射する治療法です。熱の力によって、肌に肉眼では見えないほどの小さな穴が無数に開くので、肌細胞がその傷を修復しようと働き、コラーゲンの産生が活性化されて、肌の再生が促されます。従来のレーザー治療は、照射した部分の肌の全てにダメージを与えるものでしたが、フラクショナルレーザーなら、照射部位にもダメージを受けない皮膚が残るため、痛みやダウンタイム(施術から回復までの時間)が抑えられます。ただし、痛みやダウンタイムが全くないわけではありません。照射時にはチクチクするような痛み、治療直後は日焼けをしたあとのようなヒリヒリした痛みがあります。また、術後数日間は、赤みや軽い腫れも見られます。

肉割れのレーザー治療の注意点

レーザー治療は、1回で肉割れをきれいにできるわけではないので、間隔をあけて何度か通院する必要があります。また、効果には個人差があるので、必要となる通院回数は人によって異なります。さらに、肉割れのレーザー治療には保険が適用されないので、治療費がある程度かかると考えておいたほうがよいでしょう。

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