美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

カモガヤ花粉症の対策法について

更新日:2017.09.14
公開日:2016.08.25
ドクター画像
この記事の監修者
飯田橋駅前さくら坂クリニック 院長 小谷和弘

花粉症の原因となる植物はいろいろありますが、そのなかの1つがカモガヤです。カモガヤの花粉症にはどのような対策法があるのでしょう。カモガヤ花粉の対策について、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

カモガヤ花粉症の対策について説明します。

カモガヤ花粉症の対策法

カモガヤ花粉症の対策として1番に考えられることはアレルゲンであるカモガヤ花粉への接触を避けることです。しかし、カモガヤは道端にさり気なく生えている植物なので見落としがちです。完全に接触しない、ということは難しいかもしれません。

さらに、カモガヤ花粉症は食物アレルギーを併発する可能性があることから、自分がカモガヤ花粉症であることを自覚できずにその食べ物を口にすると、アレルギー症状により危険な状態に陥る可能性もあるので注意したいところです。

スギ花粉やヒノキ花粉の飛散が終わる7月になっても風邪(かぜ)をひいているわけでもないのに鼻水がとまらない、目がかゆいなどの症状を自覚しているのなら、まずは医師の診察を受けることをおすすめします。

まずは医療機関で治療を受けること

医療機関を受診して花粉症の検査を受けると、アレルゲンを特定することができます。

どのアレルゲンにどれだけの強さで反応しているのかがわかると、それによって適切な治療を受けることができ、日常的に予防策を講じることができます。

医療機関での治療方法は症状を緩和させる対症療法と、根本的に治すことを目的にした根治療法があります。詳しくは『カモガヤ花粉症の治療法について』をご覧ください。

カモガヤだけでなく花粉症全般に対して言えることですが、花粉症は初期療法が有効に作用します。花粉症の症状が現れるよりも少し早めに薬物療法を開始することで、重症化を防ぐ効果が期待できます。医療機関でアレルゲンを特定し、適切な治療を受けましょう。

日頃から花粉を体内に入れない生活を

予防のため、あるいは症状をこれ以上悪化させないために今すぐに実践できることから始めてみましょう。

・ 花粉情報をチェックする

よく晴れた日や風の強い日、空気が乾燥している日は、花粉がよく飛散しています。不要な外出はできるだけ控えましょう。

・ 外出するときはマスクやメガネを着用する

特に花粉対策グッズでなくても、メガネの着用は花粉の付着を半減する効果があります。マスクも活用しましょう。

・ 室内に花粉を入れないようにする

こまめに掃除し、空気清浄機を利用するのも有効です。空気の入れ換えも花粉の飛散状況をきちんと判断してからにしましょう。

・ 規則正しい生活をする

喫煙は粘膜を傷つけ、花粉症を悪化させる可能性があるので禁煙をおすすめします。また、規則正しい生活をおくり、ストレスを溜めないことも大切です。

カモガヤに近づかない

カモガヤは道端に生えていることが多い雑草です。しかし、飛散距離は数100メートル程度で比較的飛散範囲が狭いという特徴があります。できるだけカモガヤの自生地に近づかないようにすることで、ある程度花粉症の症状を軽減することが可能です。

花粉対策用のグッズ

高機能なマスクや花粉ガードのメガネ、花粉ブロックのスプレーなど、花粉対策グッズは年々増加中です。症状や自分の生活スタイルに合うものをとり入れてみてもよいでしょう。

カモガヤ花粉症の対策法はいくつかありますが、まずは実践しやすいものから始めてみましょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座