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乾燥肌の原因はストレス?保湿ケアと対策方法

更新日:2017.12.08
公開日:2016.04.15
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

ストレスは肌の乾燥を招くことがあり、肌荒れや老化にもつながります。ストレスが乾燥肌を招くメカニズムや乾燥にはスキンケアだけではなく、ストレスケアも欠かせないことをドクター監修のもと、詳しく解説します。

肌が乾燥したときのケアといえば保湿ですが、その原因がストレスによるものだった場合、スキンケアだけでなく、ストレスのケアも必要になります。まずは、ストレスがなぜ乾燥につながるのかを見ていきましょう。

ストレスが乾燥肌の原因に

ストレスによる体への影響はさまざまですが、実はストレスは肌にも大きな影響を与えています。

ストレスにより女性ホルモンが減少する

ストレスを受けると、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少します。このエストロゲンは肌を美しく保つために必要なホルモンで、肌のうるおいをサポートする役割も果たしています。エストロゲンが減少することで、肌のうるおいやハリが失われ、乾燥を招いてしまうのです。

ストレスによる代謝機能低下で体が冷える

ストレスは代謝機能の低下を招きます。これにより体の冷えを引き起こしてしまいます。冷えはターンオーバーの乱れ、水分量の低下につながるので、結果として皮膚を乾燥させてしまいます。

肌のバリア機能が低下する

ストレスや疲れがたまると、血管が収縮し、肌の温度が下がるため、皮膚のターンオーバーが乱れがちです。すると角質細胞も未成熟なままになり、面積も小さくなります。角質細胞の面積が小さいと肌内部でうるおいを担うセラミドなどの保湿成分を十分につくることができず、肌のバリア機能や保水能力も低くなります。これが皮膚の乾燥とつながってしまうのです。

肌荒れや老化の原因にも

ストレスを受け、バリア機能が弱くなると水分を保てなくなるだけでなく、外部からの刺激にも敏感に反応。そのため、肌荒れしやすくなるのです。

肌の水分保持力は加齢によって低下しますが、さらにストレスによって乾燥状態が悪化すると、肌がごわつき、シワやたるみなどの肌老化を招きます。

保湿ケアと生活改善などの対策を

乾燥対策としてどんなに保湿ケアをしても、ストレスが原因で肌が乾燥してしまう場合もあります。そのため、しっかりとストレスケアを行うことも重要です。ストレスを上手に解消することはもちろん、たっぷりの睡眠や規則正しい食事、適度な運動を行うなどして生活習慣を整え、心身ともに健康な状態を目指していきましょう。

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