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【専門家が監修】どれを選ぶ?ファンデーションの種類と特徴

更新日:2016.09.21
公開日:2015.09.30
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この記事の監修者
ヘアメイクアップアーティスト・メイク講師 小野寺舞

美肌を演出するのに欠かせないファンデーション。一口にファンデーションといっても、さまざまな種類があります。美肌をつくるためにも、種類を見極めて自分に合ったものを見つけましょう。ファンデーションの種類と特徴をご紹介します。

ファンデーションは、メーキャップをするうえで王道のアイテムで、キレイな肌を演出するためのキーアイテムと言っても過言ではありません。ここでは、ファンデーションの種類とその特徴をご紹介します。

こんなにもあるファンデーションの種類

自分の肌に合ったものを選ぶためにも、種類別の特徴をきちんと知っておきましょう。

パウダーファンデーション

パウダーファンデーションは、パウダーを押し固めた形状のファンデーションのこと。油分が少ないのでムラができにくいのと、コンパクト式になっているものが多く手軽に使用でき、化粧直しにも便利なことから、メイク初心者でも扱いやすいのが特徴です。また、乳化剤や防腐剤などの添加物が使われていないものも多いため、リキッドやクリームタイプなどに比べて肌にやさしいと言えます。余分な油分をパウダーが吸収してくれることで皮脂によるテカリも抑えられるので、オイリー肌の人に適していると言えるでしょう。

リキッドファンデーション

肌へのフィット感があり、伸びがよいのが特徴です。シミやシワなどをカバーしたいときに適しています。複数の色のリキッドファンデーションを混ぜて自分の肌に合せて色を作ることもでき、幅広い使い方が可能です。

カバー効果やキープ力が高い一方、パウダーファンデーションに比べてムラになりやすいため、スポンジなどを使って上手に扱う必要があります。また、油性成分が主となるので、パウダーファンデーションと比べると肌への負担は大きくなり、肌トラブルを起こしやすいのもネックな点と言えます。

クリームファンデーション

リキッドファンデーションよりも油分が多く、コッテリとしたテクスチャーが特徴です。リキッドファンデーションよりもさらにカバー力が高いので、シミやくすみ、毛穴などの肌トラブルをカバーしたい人におすすめです。保湿力が高いので、塗った後もしっとりとした感触を保てることから、乾燥肌の人に向いていると言えます。

エマルジョンファンデーション

肌に伸ばしたときは液状に変わり、そのあとに中の成分が蒸発してパウダーに変わるタイプです。パウダーファンデーションとクリームファンデーションそれぞれのよい性質を組み合わせていると言えます。基本的に、どのような肌質にも合うとされています。

ルースファンデーション

サラサラしたパウダー状の粉が固められずにそのまま容器に入ったタイプで、「お粉」とも呼ばれます。軽いつけ心地のため肌への負担が少なく、また、油分が含まれていないのでメイクオフの負担が軽く、簡単に落とすことができます。一方で、カバー力が低く、化粧崩れしやすいというデメリットがあります。

スティックファンデーション

顔料に少量の油分を加えて練ったもので、クリームファンデーションよりもさらに油分が多く、コシがあるのが特徴です。直接肌に塗って手で伸ばし、仕上げにスポンジ叩き込むように使います。リップスティックのような形状なので、くり出して適量がとりやすいのがメリットと言えます。カバーしたい部分が広い人におすすめです。

ファンデーション選びがメイクの仕上がりを左右する!

自分の肌色に合わないカラーのファンデーションを選んでしまうと、顔だけが浮いてしまったり、厚化粧に見えてしまうことがあります。また、ファンデーションの選び方を間違えると、顔全体の雰囲気が悪くなり、せっかくのメイクが逆効果になってしまうことも。肌質に合っていないものを選ぶと、ニキビなど肌トラブルの原因になったり、化粧崩れの原因になることもあるので、注意が必要です。

ファンデーションはメイクの要。キレイな肌を演出することが美しいメーキャップの完成に繋がります。自分の肌質、肌の色をきちんと把握して、適したファンデーションを選びましょう。

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