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脂肪吸引の種類とそれぞれの特徴

更新日:2018.07.25
公開日:2015.03.31
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

ドクター監修のもと、数多くある脂肪吸引の種類と特徴について解説します。検討している方は、吸引したい部位やダウンタイム(回復するまでの期間)だけでなく、それぞれの施術の特徴をよく理解して選ぶようにしましょう。

美しいボディラインを実現するために効果的とされている脂肪吸引。一言で脂肪吸引と言っても、さまざまな種類があります。クリニックによって導入している治療法が異なるので、検討している方は、まず主な種類と特徴を知っておきましょう。

脂肪吸引の主な種類と特徴

クリニックで導入されていることの多い脂肪吸引法の一部を取り上げ、その特徴をご紹介します。

シリンジ法

ポンプなどの吸引機器を使用せずに手作業のみで行う脂肪吸引法で、古くから用いられている方法のひとつです。チューリップシリンジという注射器を使用することから、この名で呼ばれるようになりました。

機器に頼らずに医師の手で行う施術ですから、吸引量の微細な調整が可能です。希望するデザインを忠実に再現するためには、ふさわしい方法と言えるでしょう。施術時の出血量が少ないというメリットもあります。ただし、お腹や太ももなど、大量の脂肪を吸引したい場合には向いていません。また、シリンジ法の技術を習得するのは難しく、施術そのものに労力を要するという面もあるため、症例数の多いクリニックで、経験を積んだ医師に施術してもらうことをおすすめします。

脂肪溶解レーザー

脂肪溶解レーザーで脂肪を分解した後に吸引する方法です。より自然に脂肪を吸い出す方法が大きな特徴と言えます。直径1mmほどのカニューレを挿入してレーザー照射しながら脂肪を吸引していくので、脂肪が少ない部位にふさわしい治療法です。

ボディジェット法

カニューレからジェット水流を噴射することで、脂肪を分離させながら吸引していく方法です。脂肪細胞を血管や神経から離して吸引するため、周辺組織を傷つける心配が少なくなります。施術後の痛みや腫れ、むくみ、内出血などを抑えられ、回復までのダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

ベイザー波(超音波脂肪吸引)

ベイザー波により皮下脂肪を液体状に溶かすことで、脂肪を吸引しやすくします。血管や神経といった周辺組織に影響を与えにくいため、出血が少なく、ダウンタイムが短いという特徴があります。部位によって施術が不可能ということがあまりありません。手術時間が短いというのもメリットでしょう。施術後に、皮膚のたるみが生じにくいという利点もあります。

CrissCross法

目立たない部分を数か所切開して、カニューレを挿入します。切開といってもカニューレを通すために行うので、切り口は約3~5mmほどの小さなものです。通常の脂肪吸引では1か所しか切開しないのですが、これだとどうしても吸引しきれない脂肪が残ってしまいます。この問題を解決するために行われているのが、数か所の切開を行うCrissCross法なのです。これにより、多くの脂肪を吸引でき、表面の凹凸を減らすことができるようになりました。しかし、腹部には適していない施術だという見解もあります。

脂肪吸引には、このようにさまざまな方法があります。どの治療法を選ぶにせよ、担当する医師の経験や技術力も大きく影響してくるのは確かなので、事前によく調べ、また、カウンセリングで不明な点をしっかり解消したうえで、施術を受けるようにしましょう。

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