美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

表情筋をトレーニングで鍛える!顔の筋肉の役割とは

更新日:2017.12.14
公開日:2015.02.01
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

顔の形で異なる、シワやたるみが目立つ部分をご紹介します。また、その原因となる表情筋の衰えを効率的に改善するポイントについても、ドクター監修のもと解説しています。表情筋を鍛えるカギとなるのは「5つの筋肉」です。

シワやたるみといった老化が目立つ場所は、人それぞれ違いがあります。それは、顔の形が大きく影響しているといわれています。骨格により筋肉の衰え方に特徴があるのです。

顔型でチェック!顔のたるみやしわが出やすい部分

私たちの顔は「筋肉」「脂肪」「骨格」によってラインがつくられています。ですから、肌のたるみをケアするためには、皮膚だけをお手入れしていても十分とは言えません。皮膚を支えている土台も大きく影響しているのです。骨格の違いによって筋肉の付き方が変わってくるため、老化のサインの現れ方にも違いが出てきます。

丸顔は頬とあごの筋肉がゆるみやすい

ハリがあると、ふっくらとして愛らしい印象の丸顔。しかし、筋肉が衰えると脂肪を支えきれなくなり、たるみが生じやすくなります。特に頬とあごの筋肉の衰えが目立つため、頬がたるむブルドッグ顔や二重あごに悩まされやすいのが特徴です。

たまご顔は目元の老化が出やすい

理想の顔型といわれるたまご型は、特に目の周りにたるみが現れやすいのが特徴。頬やあごはたるみが気にならない方も多いですが、老化現象が際立ちやすい顔型です。

四角顔は口元のしわに注意

エラが張っている四角顔は、しっかりとした骨格で筋肉を支えているため、他の顔型に比べて全体的にたるみにくいと言えます。しかし、口周りに負担がかかりやすいことから口元のシワやたるみには注意が必要です。

逆三角形顔は口角の下がりが目立つ

あごが細くてシャープなラインが特徴的な逆三角顔は、ラインのぼやけが気になるでしょう。頬や口元がたるみやすく、口角の下がりが目立ちます。

このようなシワやたるみ、口角の下がりなどには表情筋の衰えが関連しています。

筋トレで表情筋を鍛える!顔の筋肉の役割

顔には22種類もの表情筋があり、喜怒哀楽といったさまざまな表情をつくる役割を担っています。魅力ある笑顔や若々しい表情も筋肉が柔軟に動いているからこそ表現できているのです。シワやたるみを解消するためには効率的に表情筋を鍛える必要があり、次の5つの筋肉がカギとなります。

顔の筋肉の中心的な口輪筋(こうりんきん)

口の複雑な動きを可能としている筋肉です。表情筋の約7割とつながっているため、顔の筋肉の中心とも言える存在です。

頬を引き上げる小頬骨筋(しょうきょうこつきん)

頬を引き上げる働きをしています。この小頬骨筋が衰えるとほうれい線ができやすくなります。

口角を引き上げる大頬骨筋(だいきょうこつきん)

口角を引き上げる筋肉です。笑顔をつくるのに中心的な働きをする筋肉で、ほうれい線と口角の下がりが気になる方は鍛えておきたい筋肉です。

フェイスラインを引き締める頬筋(きょうきん)

あごの骨と口輪筋につながっており、フェイスラインをすっきりさせています。小顔になるためには、この筋肉を鍛えなければなりません。

笑顔に欠かせない笑筋(しょうきん)

口元を横に引っ張り、笑顔をつくるのに欠かせない筋肉です。口輪筋だけでなく、口角の皮膚やあごの皮膚ともつながっています。

なかでも「口輪筋」は多くの表情筋とつながっているため、集中的に鍛えると効率的です。 顔の筋肉は身体の筋肉と同様に、動かさないと衰えてしまいます。逆を言えば、鍛えれば結果が出やすいということ。少しでもたるみが気になってきたら、表情筋のトレーニングを始めましょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座