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主な育毛剤の成分(1):毛母細胞を活性化する「センブリエキス」
こちらでは、育毛剤に使用される生薬成分センブリエキスの効果をまとめています。どのような作用機序で男性型脱毛症を改善するのか、副作用はないのか…といった知識を具体的に解説しています。
こちらでは、育毛成分として知られるセンブリエキスの効果について解説しています。
センブリエキスとは?
まず、センブリという植物について説明することにしましょう。センブリは日本全土に自生する2年草。漢字では千振と表記します。生薬としても知られ、漢方の世界では「当薬」と呼ばれています。
漢方としての薬効は、胃痛、下痢、食欲不振などで、日本ではドクダミ、ゲンノショウコなどと並んで民間伝統療法に用いられてきました。センブリ茶という健康茶の存在も広く知られています。
また日本や中国での伝統療法に加え、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも薬用として用いられており、その薬効は地域を問わず知られているようです。
そして近年、このセンブリから抽出したセンブリエキスが、育毛剤に配合される生薬としても活用されるようになりました。
センブリエキスの育毛効果
それでは、センブリエキスの育毛効果について紹介することにしましょう。多くの薬効を持つセンブリエキスには、育毛に関する多種多様な効果が認められています。
・血行促進作用
多くの場合、脱毛症が起きている頭皮は血流が滞っています。その状態では毛母細胞、毛乳頭細胞に栄養が供給されにくくなり、健康な毛髪が生えてこなくなる原因となるのです。センブリエキスに含まれるスウェルチアノニン、スウェルチアニンといった成分には毛根に対して働きかけ、血行を促進させる作用があるため、薄毛改善が期待できると言えます。
・抗炎症作用
頭皮が炎症を起こしていると健康な髪の成長に悪影響を与えますので、頭皮をすこやかに保つことは大切です。センブリに含まれるキサントンには抗炎症作用がありますので、頭皮の炎症を鎮めて、健康な髪が生えやすい環境を整えてくれます。
・毛乳頭細胞の活性化作用
センブリエキスに含有されているアマロスウェリン、アマロゲンチンといった成分には、毛乳頭細胞を活性化させる作用があるので、発毛を促す効果が期待できます。
このようにさまざまな効果が期待できるセンブリエキスですが、生薬なので副作用などのリスクがないのもうれしいポイントです。
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