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ムダ毛処理の方法(2)剃毛・毛を剃る

更新日:2016.12.15
公開日:2014.10.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

ムダ毛処理の方法でもっともスタンダードな方法のひとつが、シェービングです。手軽に行えますが、方法を誤ると肌を傷つけ、肌のトラブルを起こしてしまう可能性もあります。ドクター監修のもと、正しいシェービング方法をご紹介します。

剃毛・毛を剃る

カミソリを使ったムダ毛処理は費用をかけずに手軽に行えるため、最もスタンダードな方法のひとつとなっています。

しかし、この処理方法では、毛はすぐに生えてくるため、剃る頻度が多くなり、肌トラブルも発生しやすいというデメリットもあります。自宅でのシェービングは、正しい方法で肌に負担をかけずに行うことが重要です。

ここでは、身体の部位ごとに、正しいシェービングの仕方をご紹介します。

電気シェーバーとカミソリによるムダ毛の処理方法

シェービングは、お金をかけずに自宅で手軽にでき、一度に多くの面積を処理できるのが魅力です。

しかし、剃ってもすぐに生えてくる、肌が弱いとカミソリ負けしてしまうなどのデメリットも多いのが事実です。

カミソリによる除毛は、正しいやり方で肌への負担を極力減らすよう心がけましょう。以下が、特に注意しておきたい点です。

使用するカミソリをチェックする

カミソリの刃には、小さな刃こぼれが起きています。まだまだ使えると思っても、その刃こぼれが肌を傷つけてしまう原因となるので、刃の使用限度は2週間ほどに留め、こまめに取り換えましょう。

カミソリの刃は、皮膚を切る心配が軽減されるセーフティガード付きの一枚刃がオススメです。また、除毛の際は、シェービングクリームや保湿ジェルなどを十分に塗って、肌への負担を軽くするようにしましょう。

電気シェーバーの刃もこまめに交換する

電気シェーバーには腕や脚などに使われる大きなヘッドタイプと、顔用の小さなヘッドタイプがあり、肌に直接触れないため肌を切りつける心配が少ないというメリットがあります。

しかし、構造上、雑菌が繁殖しやすいため、清潔に保つことが重要になります。電気シェーバーも、刃はこまめに交換しましょう。

部位別のシェービング方法

トラブルをできるだけ防ぐためには、シェービングを始める前と終わった後に、肌のケアを十分に行うことが大切です。まずは、全体的に押さえておくべきポイントについて見てみましょう。

  • シェービング前は、身体を清潔にして雑菌を洗い落とす
  • 蒸しタオルで毛穴を開いてから剃る
  • シェービングクリームやジェルなどを使用する
  • シェービング後は、敏感肌用のクリームでしっかり保湿する
  • 雑菌が入らないよう、冷水に浸けたタオルなどで毛穴を引き締める

次に、部位別の正しいシェービング方法について説明します。

ワキ

ワキは窪みができやすいため、なるべく平らにしてから剃りましょう。極力肌に負担をかけないよう、毛の流れに沿って、強い力で押し当てないようにしてシェービングすることが大切です。

腕と脚

腕は肩から指先に向け、脚は、ヒザ下の場合は膝から足首へ向けて剃っていきます。ヒザやヒジなどシワができる部分は、シワを伸ばしてからシワに沿ってシェービングしましょう。

背中

背中は見えないため、自分で処理するのが難しい部位です。できるだけ友人や家族などに協力してもらいましょう。剃る時は、背中の上から下へ、毛の流れに沿ってゆっくりとシェービングすると、肌への負担を軽減できます。

ビキニライン

ビキニラインはとてもデリケートな部位のため、専門の施設で処理することをオススメします。

どうしても自分で処理するしかないという場合は、Vラインは毛の流れに沿って上から下に剃る、Iラインは座って脚を開脚し、鏡を正面にセットして毛の流れと同じ方向に剃る、という流れで行いましょう。どちらの場合も、慎重に行ってください。

「ムダ毛を剃ると毛が濃くなる」という噂をよく耳にしますが、これは間違った剃り方によってカットされた根元の断面がそのまま伸びたことにより毛が太く見える、というだけです。

正しい処理を行うことでその悩みも解消されますので、自己処理の際は、シェービングとケアのポイントをしっかり踏まえたうえで行いましょう。

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