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乳頭(乳首)・乳輪の正しい脱毛方法

更新日:2018.09.26
公開日:2014.08.01
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

とりわけデリケートな乳頭(乳首)や乳輪の脱毛には、皮膚への負担をかけないような方法を選ぶことが大切です。ドクター監修のもと、乳頭(乳首)・乳輪に生えた毛の自己処理方法とクリニックで受けられる脱毛について解説します。

脱毛

乳頭(乳首)や乳輪はデリケートな部分であるだけに、脱毛しにくいのが難点です。自己処理とクリニックでの脱毛について、それぞれの方法と注意すべき点をまとめました。

乳頭(乳首)・乳輪のセルフケア方法と注意点

ムダ毛の自己処理にはカミソリ、毛抜き、脱毛クリームなどがありますが、これらの方法は簡単に行える反面、肌や毛穴に負担をかけます。炎症や色素沈着による黒ずみを引き起こす可能性があるため、脱毛の際には細心の注意を払いましょう。

カミソリでの自己処理の注意点

カミソリの刃によって皮膚の表面が傷つくため、黒ずみやカサつき、炎症といった肌のトラブルを招きやすいです。表皮の角質もはがれてしまうため、乾燥や肌荒れを起こすこともあります。

毛抜きでの自己処理の注意点

仕上がりはキレイにですが、無理に抜くことから毛穴から雑菌が入って炎症を起こす場合があります。デリケートな乳頭(乳首)・乳輪部分の脱毛には適していません。

除毛剤での自己処理の注意点

脱毛クリームなどの除毛剤には化学薬品が含まれているため、肌に相当の負担がかかります。使用の際には、それぞれの製品に記されている使用量や方法に必ず従うようにしましょう。また肌の強さには個人差があるため、人によっては正しく使っていても肌自体を溶かして皮膚を傷めたり、かぶれやアレルギーを引き起こす場合があります。

デリケートな乳頭の場合は、どの脱毛方法を選んだとしても自己処理では必ず肌へ負担がかかります。それでもどうしても自己処理をしたいという場合には、安全ガードのついたカミソリや電気シェーバーで表面の毛を剃るだけにとどめることをオススメします。

クリニックでの脱毛方法と注意点

クリニックで受けられる脱毛方法にはレーザー脱毛やニードル脱毛があります。以下に、それぞれの方法と注意点について解説します。

レーザー脱毛

毛の黒い色素(メラニン)に反応するという、レーザーの特性を使った脱毛方法です。脱毛したい部分にレーザーをあてることで、毛を作り出す細胞自体にダメージを与えて毛を生えにくくします。レーザーはメラニンが濃い部分に吸収されるため、乳頭や乳輪などの色の濃い部分に当てると、痛みが強いばかりでなくやけどの原因になることもあります。このため脱毛に適正な強さのレーザーを当ててくれるような、信頼できるクリニックを選ぶ必要があります。

ニードル脱毛

毛穴に針(ニードル)を刺して電流を流す脱毛方法です。とても高い効果を得られる方法ですが、1回の施術時間が長く、また脱毛の効果を感じられるようになるまでも時間がかかります。直接電気を流すため、痛みも強いと言われます。ただメラニン色素に反応するものではないため、乳輪の確実な脱毛には最も適した方法と言えます。

乳輪のレーザー脱毛による副作用とリスク

レーザー脱毛による主な副作用として、「炎症性浮腫(えんしょうせいふしゅ)」と「毛嚢炎(もうのうえん)」について説明します。

炎症性浮腫

施術直後に感じるヒリヒリ感や赤みで、これは皮膚の炎症反応として起こります。レーザー脱毛の後では必ず起きると言ってもいいでしょう。肌が弱い方の場合は、ヒリヒリ感が数日残ることもあります。

毛嚢炎

レーザー脱毛の後の毛穴に雑菌が入り、毛穴の周りが赤みを帯びたり痛みを感じたりする症状を「毛嚢炎」と言います。レーザーの熱によって毛穴のバリア機能が弱まるため、もともと繁殖していた雑菌によって炎症が起きやすくなるのです。

このように自己処理であれプロによる脱毛であれ、乳輪の脱毛は多少のリスクを伴います。脱毛する際には、細心の注意を払うことと自分に合った方法を選ぶことを忘れないようにしましょう。

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