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乾燥肌の化粧下地で化粧崩れを防ぐ方法と選び方
乾燥肌の人はファンデーションが粉っぽくなりやすく、ベースメイクをキレイに仕上げにくいと感じることも多いはずです。しっとり美しく仕上げるための化粧下地・コンシーラーの選び方や崩れ防止法を、ドクター監修のもと解説します。
乾燥肌の方の中には、ベースメイクで以下のようなお悩みを持っている傾向があります。
- ファンデーションの仕上がりが粉をふいたようになってしまう
- ベースメイクがきれいに仕上がらない
- 時間が経つと粉っぽくなって崩れてしまう
このようなお悩みを解決するカギとなるのが、化粧下地です。乾燥肌の方に適した化粧下地の選び方や化粧崩れの防止法を解説します。
化粧下地の目的
そもそも、化粧下地にはどのような目的があるのでしょうか。まずは化粧下地自体の意味を解説します。
化粧下地は必須
化粧下地というのは、ファンデーションの密着効果、整地効果、保護効果を目的としています。スキンケアの後に下地無しでファンデーションを直接使用することはおすすめできません。化粧下地は必ず使うようにしましょう。化粧下地はベースとも呼ばれ、無色のものや肌色のもの、色がついたものがあります。
コントロールカラーで肌色を整えて
「コントロールカラー」というのはご存じでしょうか? コントロールカラーとは、肌色をコントロールし、欠点をカバーするためのものです。最近だと、コントロールカラーと化粧下地が一緒になっているものが多く出てきています。
化粧下地には保湿効果や紫外線予防の効果も
化粧下地は、肌にファンデーションを密着させる働きのほかに、紫外線や乾燥、ファンデーションの化合物から肌を守るという役割も担っています。保湿成分を多く含む下地やUVケア下地などを、目的や肌質に合わせて使い分けることをおすすめします。また、下地を塗ることでファンデーションが肌へ浸透することを防ぎ、化粧を落とすときの肌への負担が軽減されます。
乾燥肌の化粧下地の選び方
化粧下地を選ぶ際、以下のような点がポイントになります。
- 保湿成分配合
- 肌色を整える色味のもの
- テクスチャー
この3つをふまえて、化粧下地を選びましょう。
化粧下地は保湿成分配合のものを選ぶ
乾燥肌の方は保湿成分が配合されているものを選びましょう。保湿成分として代表的なものは、コラーゲン、セラミド、グリセリン、スクワラン、レシチンなどです。ちなみに、成分量が多い順番に記載がされているので、保湿成分がどの程度配合されているのかの判断材料の1つとして参考にしましょう。
UV効果がある化粧下地もありますが、UV効果が高いと乾燥してしまう場合があります。選ぶときは、保湿効果がきちんと入っているか確認するようにしてください。
自分の肌の色に合った下地の色を選ぶ
保湿成分が配合されているかを確認した後、次は色を選びましょう。乾燥肌の人は頬に赤みが出やすかったり、くすみがちになるので、コントロールカラーで肌色を整えるとよいでしょう。
- 血色が無く青白い肌の方→ピンク、オレンジ系(写真左)
- 赤ら顔の方→グリーン、ブルー系(写真中央)
- くすみがちの方→パープル、ブルー系(写真右)
大まかですが、参考にしてください。ただし、メーカーにより色味は異なる場合もあります。必ず確認するようにしましょう。
テクスチャーはしっとりやわらかいものを選ぶ
コントロールカラーにはパウダータイプもあり、ファンデーションの後に使用するものもありますが、乾燥肌の方はリキッドタイプのほうがよいでしょう。もちろん、化粧下地とコントロールカラーが一緒になっているタイプを使用しても、別々に使用しても構いません。また、肌の色味に関して悩みが無い場合は、化粧下地のみの使用でも大丈夫です。
乾燥肌のコンシーラーの選び方
コンシーラーの目的はシミ、ソバカス、ニキビ跡、ニキビなどの部分的な肌トラブルをカバーするのに使用します。
色味は重大なポイント
隠したいからといって、ファンデーションより明るめのコンシーラーを選ぶ人が多いですが、本当は逆が正解です。ファンデーションよりやや暗めのコンシーラーのほうが肌になじみ、上手にカバーできます。コンシーラーを上手く使いこなせなかったという人は色選びで問題があったかもしれません。
クマを隠す際の選び方
乾燥肌の人は、肌のくすみやクマに悩むことも多いのではないでしょうか。そのような場合もコンシーラーが役立ちます。まず、鏡でよく見てみましょう。クマの色は何色ですか?
- 青クマ:少しオレンジ寄りの色を選ぶと上手くカバーできます。
- 茶クマ:イエロー寄りの色を選ぶとよいでしょう。
コンシーラーの厚塗りはシワを目立たせる
コンシーラーを厚く塗りすぎてしまうと、シワが目立ってしまう場合があります。多少のクマであればコントロールカラーでカバーすることができます。コントロールカラーを使う場合も、上述のようにクマの色に合わせて選んでください。乾燥肌だからといって保湿ケアばかりに気をつかい、クマを隠すのは後回しにするというのはよくありません。上手く使い分けをして両方カバーしていきましょう。
化粧崩れを防ぐ方法
乾燥肌の方の場合、時間が経つにつれて肌の乾燥が目立つようになり、肌にメイクが密着する力も弱くなります。それにより、メイクが浮いてカサついた状態になってメイクが崩れるのです。
化粧下地の選び方でもお話しましたが、乾燥肌の方がメイクの崩れを防ぐには、まず保湿成分が配合された化粧下地を選ぶことが大切です。しかし、その前の段階として、肌自体をしっかり保湿することも重要なポイントになります。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿効果を期待できる成分を配合した保湿化粧品を上手に活用し、肌の保湿を心がけましょう。
また、乾燥肌を悪化させる可能性のある以下の習慣があれば、見直してみましょう。
- スキンケアのときに肌にすり込んだり叩き込んだりする
- 熱いお湯で洗顔料をすすぐ
- タオルで拭くときにゴシゴシとこする
化粧下地の種類だけでなく日ごろのスキンケアも見直すことで、化粧崩れしにくい肌を目指しましょう。
まとめ
乾燥肌の方の場合、ベースメイクをしっとりと美しく仕上げるには化粧下地の選び方が重要です。
- 保湿成分を配合した化粧下地を選ぶ
- しっとりとしたテクスチャーのものを選ぶ
化粧下地を選ぶときには、この2つをチェックしましょう。また、赤みが出やすい場合や肌がくすみがちといった場合には、下地の色もチェックポイントとなります。自分の肌色の悩みに合った化粧下地を選びましょう。
時間が経つと化粧が崩れ、カサついたようになる場合は、メイク前の保湿ケアもあわせて見直すことをおすすめします。「もともと肌が乾燥しやすいから」とあきらめず、美しいベースメイクが続く肌を目指しましょう。
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