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本当に安心?化粧品「無添加」の実態
更新日:2014.07.03
公開日:2013.06.03
この記事の監修者
スキンケア大学編集部
無添加と表示された化粧品は、お肌に優しい安心なイメージがあります。しかし、現在の日本では「無添加」の基準はあいまいなものになっています。ここでは、無添加化粧品の実態をくわしく解説していきます。
肌への刺激がなく、敏感肌の方でも安心して使える化粧品として知られている「無添加」。化学成分や添加物を含まない化粧品というイメージがありますが、実はちゃんとした定義というものは決まっていません。
かつて厚生省は、化粧品に対して“お肌にアレルギーやトラブルを起こすおそれのある102種類の成分は必ず表示をする”と定めていました。その後、化粧品に使われている成分は全表示するという法律ができました。つまり、これまで指定していた102種類を区別することがなくなってしまったのです。
現在では、以前表示を義務付けられていた102種類の成分を配合していなければ無添加と表記できることになっています。果たして、本当の意味での「無添加」と言えるのかは微妙なところです。しかし、肌へのアレルギーやトラブルのおそれがない102種類の成分は入っていない…という目安にはなります。また、化学成分を使わない本当の無添加化粧品もあるので、選ぶときは注意しましょう。
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