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シャンプーにはどんな種類がある?特徴と選び方

更新日:2018.01.22
公開日:2013.02.28
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

何気なく使っているシャンプーは、大きく3つのタイプに分けられます。髪や体質に合ったものを使わないと、頭皮のトラブルにつながり薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。それぞれのシャンプーに含まれる成分や特徴を学んで、自分に合ったシャンプーを選びましょう。

ドラッグストアやスーパーにずらりと陳列されている様々なシャンプー。一体どれを買えばいいのか迷ってしまうものです。CMでよく目にするものを選んでみても、結局期待した効果は出ず、次買うときは安いものを選んでみたりと、ころころシャンプーを変える方も多いのではないでしょうか。

もっと自分に合うシャンプーがあるのでは?などと思っていても、それを見つけるのはなかなか困難です。ここではまず、自分に合うシャンプー選びの一歩として、シャンプーを知ることからはじめましょう。

3種類のシャンプーの特徴

シャンプーは大きく分けて、「石けん系」、「高級アルコール系」、「アミノ酸系」の3つに分けることができます。シャンプーの原材料に由来していますので、これらの名前を聞いただけでうっすらとイメージできるかもしれません。まずはこの3種類の特徴を説明していきましょう。

<石けん系> アルカリ性で、洗浄力が強いのが特徴ですが、余分な皮脂までとってしまう可能性があるので、注意が必要です。

<高級アルコール系> 「高級」という名前がついていますが、これは値段の話ではなく、「炭素数が多い」という意味の言葉です。炭素数が多いと、泡立ちがよくなるため、泡立の良さと、程よい洗浄力が特徴です。

<アミノ酸系> 刺激が弱く、比較的肌に優しいものが多いですが、他の2種類と比べると、洗浄力は落ちてしまいます。

自分に合ったシャンプーを選ぶには?

泡立ちの良さと、ほどほどの洗浄力ゆえに、市販のシャンプーのおよそ8割から9割は高級アルコール系シャンプーだといわれています。今、高級アルコール系シャンプーを使っていて、艶やかで健康な髪が持続できているようなら、それを無理に変えようとする必要はありません。多くのメーカーが採用しているだけあって、高級アルコールはやはり優秀なのです。

もし、高級アルコールシャンプーを使っている上で頭皮にトラブルが起こるようであれば、マイルドで肌にやさしい、アミノ酸シャンプーを使ってみましょう。オイリー肌の人の場合、アミノ酸シャンプーでは頭皮の皮脂を落としきれず、毛穴が詰まって肌トラブルを起こす可能性があります。洗い方にもよく気をつけて、しっかり皮脂を落とすことを心がけましょう。

髪の悩みに合わせてシャンプーを変える

洗浄力が強く、使いどころが難しい石けん系シャンプーですが、毎日髪の毛を洗っているのに、頭皮がべたついて、髪に元気が無い、という方は、一度石けんシャンプーを使ってみるといいでしょう。油分の落ちがよく、髪にコシも出ます。

ただし、石けん系のシャンプーを使い続けると、弱酸性の髪の毛がアルカリ性に傾いてしまうため、見た目も手触りもごわごわするようになります。リンスは酸性のものを使って、中和させるようにしましょう。

アミノ酸系シャンプーは刺激が低くマイルドですが洗浄力は弱めなので、オイリー肌の方には向きませんが、乾燥肌や敏感肌の方にはお勧めです。また、パーマやカラーの持ちが悪い方は、使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があるので、アミノ酸シャンプーに切り替えることで、パーマやカラーの持ちが良くなる場合があるのです。

このように、状況に合わせて、シャンプーを変えてみるのも良いかもしれません。

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