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肝斑かも!?頬のシミの種類とスキンケア

更新日:2018.03.02
公開日:2018.02.22
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この記事の監修者
美容ライター 山本朱美

ふと鏡を見たとき、思いがけずできたシミにハッ!とすることがありませんか?シミは、印象や見た目年齢を大きく左右するので、どうしても避けたい存在。そこで今回は目立ちやすい頬のシミを徹底分析してみました!

ふと鏡を見たとき、思いがけずできたシミにハッ!とすることがありませんか?そんなに大きくなくても顔の印象や見た目年齢を大きく左右するので、特に女性にとっては避けたい存在。そこで今回は、頬にできやすいシミを徹底分析したいと思います!

気になる頬のシミの種類

頬にできやすい一般的なシミの種類を以下にまとめてみました。ただし、ここで挙げたもの以外の可能性もあるので、「私にはどれもあてはまらない!」、そんな時は皮膚科を受診してみましょう。

老人性色素斑

日光がよく当たる部分にできる茶色いシミ。頬骨の高いところやこめかみにできやすく、平坦で丸い淡褐色~濃褐色の色素斑であることが多く見受けられます。顔だけでなく、手や腕、背中などにもできやすいことが特徴。

炎症性色素沈着

炎症性色素沈着

ニキビ跡のように、ニキビや虫さされなど、何らかのトラブルで皮膚が炎症を起こし、その後発生する色素沈着のこと。炎症を起こすと、その周囲に白血球が集まり、細菌を攻撃してくれますが、その白血球が周辺の組織まで壊してしまうことも。するとメラニンが大量発生しシミのようなものができてしまいます。

そばかす

肌に散らばるようにできた、小さな茶色の斑点のこと。頬の周囲に左右対称に現れることが多く見受けられます。また、顔以外にも紫外線があたる首や胸元、デコルテにもできることがあります。遺伝的なものが多く、紫外線を浴びることで悪化する場合が多いです。

肝斑

肝斑

頬骨やこめかみなどに左右対称にでるシミのようなもの。うっすらと輪郭がぼやけた茶褐色の色素斑が現れることが特徴。30~40代の女性によく見られ、妊娠中やピルの服用中にも出現しやすくなることから女性ホルモンの影響が大きな原因と考えられています。

シミの原因となる紫外線

シミの原因となる紫外線

それではまず、紫外線を浴びるとシミができる原因を復習しましょう。シミは厚さわずか0.1〜0.3mmの表皮で発生します。肌が紫外線などの刺激を受けるとメラニン合成の命令が出され、皮膚内部に存在するメラノサイトが活性化し、メラニンを過剰に分泌します。通常、ターンオーバーと呼ばれる皮膚の生まれ変わりによってメラニンも剥がれ落ち、体外に排出されるので約1か月ほどで消えて肌の色は保たれます。しかし加齢とともに新陳代謝が落ちたり、ストレスによって肌サイクルが乱れたり、紫外線ダメージが蓄積されると、シミとなって肌に留まってしまいます。メラニンが増加する原因は、紫外線以外にも考えられます。例えば、ストレスや女性ホルモンのバランスの崩れ、喫煙、肌の炎症やニキビ、ニキビをつぶすなどの刺激、過剰な摩擦でもメラニンが生成されやすくなります。

肝斑とシミは見分けられる?

一見シミのように見える肝斑ですが、ただのシミではありません。適切なケアを選ばないと効果が現れにくく、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。肝斑の疑いがある方は、その特徴を理解し、しっかりと見極める必要があります。肝斑は、うっすらとしたシミのようなものが、頬骨やこめかみなど、目の周りにできるのが特徴です。顔のどちらかにできるのではなく、多くの場合、左右対称に現れます。はっきりと輪郭を持たず、茶褐色でぼんやりとしていることが特徴。また、30〜40代で現れる人が多いそうですよ。

肝斑には女性ホルモンも影響する

肝斑はピルの服用中や妊娠中に出現することが多く、閉経と共に薄くなることから、女性ホルモンが大きく影響していると考えられています。また、精神的なストレスによるホルモンバランスの崩れも肝斑ができやすくなる原因のひとつとも考えられています。紫外線にあたることでも濃くなるといわれています。

シミが気になる人の注目成分

まずはシミの状態をみて、適切な成分を選ぶことが必要不可欠。以下の成分は、どれもシミに効果を発揮してくれる厚生労働省認可の有効成分です。これらが配合されているスキンケアアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

トラネキサム酸

抗炎症剤として使われている成分から開発された美白成分。タンパク質を構成するアミノ酸の一種。炎症を引き起こす生体内の酵素、プラスミンを抑制することでメラノサイトがメラニンを作る過程を防ぎます。特に内服薬では肝斑を改善する効果が期待できます。

アルブチン

厚生労働省に認可されている美白成分。肝斑にもシミの元となるチロシナーゼという酵素を抑える作用を持ちます。できてしまったシミを薄くするのではなく、予防する効果があります。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体

美白ケアはもちろん、様々な肌トラブルの救世主とも言える成分。不安定なビタミンCを安定させて皮膚によりよく浸透させるために誘導化したもので、メラニンを還元しできてしまったシミやそばかすを改善する効果を持つそう。また、色素沈着を防止する作用も合わせ持ちます。

まとめ

肝斑かも!?頬のシミの種類とスキンケアのまとめ

シミには多くの種類があり、その種類によって対処法も様々。今できているシミを再確認して見極め、自分の肌質も含めてピッタリと合ったアイテムやスキンケア法を選択することが透明美肌も夢ではありませんよ!

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