内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
敏感肌のボディクリームの選び方・塗り方
お風呂上りの乾燥しがちな肌に欠かせないボディクリーム。敏感肌の場合はどのようなものを選ぶべきなのでしょうか?選び方と塗り方のポイントについて、ドクター監修のもと解説します。
肌の乾燥を防ぐのに欠かせないボディクリーム。乾燥しがちな敏感肌には特に必要なものですが、製品によってはトラブルを悪化させる可能性もあるので注意が必要です。敏感肌におすすめのボディクリームと、保湿力を高める塗り方をご紹介します。
敏感肌におすすめのボディクリームとは
乾燥肌の場合は他の基礎化粧品と同様、ボディクリームも無添加、低刺激などの刺激が弱いものがいいでしょう。赤ちゃんが使用できると書いてあっても刺激が強いものもあるので、選ぶ際には配合成分に注意してください。
そのうえで、保湿効果の高い成分が配合されたものを選ぶようにしましょう。特におすすめしたいのが「セラミド」。これには、敏感肌になる肌のメカニズムが関係しています。
敏感肌と直接的な関わりを持つのは、肌の角質層という部分です。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織という3つの層に分かれています。肌の表面にある表皮は、紫外線やウイルス・細菌、ほこりなどの外部刺激から肌を保護する役割を担っていますが、この表皮の一番外側を覆っているのが角質層です。角質層は、外部刺激から肌を保護するバリア機能と、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ役割をしています。しかし、なんらかの影響で角質層の潤い成分が減少してしまうと、このような働きが弱まり、敏感肌になってしまうのです。角質層にある潤い成分には、角質細胞間脂質と天然保湿因子(NMF)、皮脂があります。この中で、もっとも水分保持率が高いのが角質細胞間脂質で、全体の80%を占めています。そして、この角質細胞間脂質の40%を占めているのが、セラミドなのです。外部から取り入れたい保湿成分としてセラミドをもっともおすすめするのは、このような理由からです。
外から潤いを補給するのはもちろん大切ですが、それと同時に、皮膚本来のバリア機能を高めることも重要です。これをサポートする成分もあるので、配合されているとよりいいでしょう。「ナイアシン」と「ユーカリエキス」などもいいかもしれません。それぞれの効果を、詳しく見てみましょう。
ナイアシン
ビタミンB群の一種で、体内に存在するビタミンの中でもっとも多くの割合を占めます。体内エネルギーを作ると共に細胞の生まれ変わりもサポートするため、皮膚粘膜の健康を維持するのに欠かせない成分です。
ユーカリエキス
ユーカリの葉から抽出した液です。皮膚が本来持っているセラミドの生成力を高める働きがあるとして、注目されている成分です。
うるおい保護効果を高める塗り方とは
保湿効果を高めるためには、正しい方法で塗ることも大切です。ボディクリームは、入浴・シャワーのあとになるべく早く塗ることが鉄則です。入浴後は肌がもっとも乾燥していて、敏感肌が悪化しやすい時です。
また、肌が濡れた状態で塗ると、うるおい保護効果がより高まるともいわれています。その理由は3つ。1つ目は、水分によってクリームがのびやすくなり、ムラなく塗れるため。2つめは、水分が蒸発する前にクリームでフタをすることができるため。3つめは、もっとも清潔な状態で塗ることで、汚れがつくことを防げるためです。また、この方法でボディクリームを塗ることで、使用するクリームの量を抑えることもできるので、コストパフォーマンス的にもおすすめです。
ただし、ボディクリームを塗った後に体を拭く時は、せっかく塗った成分をふき取ってしまわないよう、タオルをやさしく押し当てるようにして拭きましょう。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座