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敏感肌のクレンジング選びとおすすめの洗顔方法
刺激には注意が必要な敏感肌。主な原因やクレンジング剤が敏感肌に与える刺激、効果的なスキンケア方法など、気をつけるべきポイントをドクターが解説しています
敏感肌に悩む方は、日々のケアの仕方がわからないという方も多いのでは?これまでの敏感肌ケアの仕方を見直すだけでずいぶん改善されるかもしれません。
クレンジング剤は刺激の少ないタイプを選ぶ
私たちの肌や毛髪は、毛穴の中の皮脂腺によって分泌される皮脂によっておおわれています。これを皮脂膜と言いますが、皮脂膜は、「天然のクリーム」と呼ばれ、肌をおおうことで保湿・保護しています。1日に1~2g分泌される皮脂ですが、洗顔のしすぎや刺激の強いクレンジング剤などの使用によって、取り去られてしまうと肌が乾燥して、少しの刺激にも敏感に反応するような肌「敏感肌」になってしまいます。
ただでさえ敏感肌の方は、皮脂分泌が少なく乾燥しがちで、少しの刺激にも反応してしまう可能性があります。その上さらにクレンジング剤を強い力で肌に塗りつける、ティッシュやコットンで必要以上の力を入れて拭き取ったりするなど過度の刺激は厳禁です。敏感肌の方は、肌に負担を与えないようなスキンケアを心がけたいものです。
クレンジング剤に含まれる界面活性剤が悪者であると言われますが、油性のメークアップ料を水分となじませるためには必要なもの。ただ、界面活性剤を多く使ったクレンジング剤を使うと、汚れとともに皮膚にとって必要な皮脂まで取り去ってしまいますので注意が必要です。
シートタイプのクレンジングは、簡単で人気があるようですが、「拭き取る」こと自体が刺激になりますし、メークを落としきれない場合は、肌に残ってしまい酸化の原因になってしまいます。シートタイプで拭いた後は、必ず洗顔し直すようにしましょう。
いずれにしてもクレンジング剤は、肌の上にとどまる時間を短くすることが大切です。なじんだと思ったらすばやく洗い流すようにしてください。界面活性剤の量は、洗い流すタイプの方が少ないですから、敏感肌の方は特に拭き取るよりも洗い流すタイプのものをオススメします。
優しく落とせるクレンジング剤とは
どうしても界面活性剤が気になる場合は、界面活性剤を使わないクレンジング・洗顔料もありますし、石油系ではなく自然由来の界面活性剤を使用しているものを選びましょう。軽いメークの場合は、クレンジングは使わず石鹸での洗顔だけにするなど、肌への負担を最小限にすることを心がけましょう。いずれにしても、洗顔後に大切なのが保湿です。セラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸などが入った化粧水などでしっかり保湿をしましょう。植物性エモリエント成分配合なども保湿効果に優れています。
洗顔はしっかり泡立てるのがポイント
敏感肌の人は、使っているスキンケアコスメの成分が刺激になっていることもありますが、洗い方に問題がないかご自分の洗い方を振り返ってみてください。ゴシゴシ洗えば、きれいになると思っている人が結構いますが、ゴシゴシ洗いは肌への負担になりますから、正しい洗顔の仕方を知って肌を清潔に保つようにしましょう。
洗顔のポイントは、よく泡立てることです。肌に石鹸をこすりつけることで汚れが落ちるわけではなく、泡の表面張力によって汚れを包み取りますから、キメの細やかな泡を立てるようにします。顔の皮膚に触れないように、泡の上からそっと押すだけ、あるいは泡で弱くマッサージするだけでも皮膚の汚れはキレイに落ちます。泡で洗った後、タオルで顔を拭くときも、質のよいソフトなタオルで軽く押さえるようにして水分を取ります。
オススメは、固形石鹸です。固形の方が液体状のものより泡立ちますが、界面活性剤ではなく、石鹸成分で泡だっていますので、刺激が少なくてすみます。ちなみにゴシゴシ洗うと、その刺激によってメラニンが増えて肌の色素が濃くなってしまいますから、注意しましょう。
肌が弱い人は自分にどの化粧品が合っているのかがわからないと困っている方も多いと思います。購入を決める前に化粧品売り場でサンプルをもらい、腕の内側など目立たないところで一度試してみましょう。根気強く、自分にあった化粧品を探しましょう。
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