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混合肌の方が気をつけたい肌トラブル

更新日:2016.12.09
公開日:2013.02.20
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

実は日本人に多い肌質とも言われている混合肌。顔ひとつをとっても、厳密にいえば肌質は様々なのです。つまり、誰もが混合肌であると言えます。そんな混合肌にありがちな肌トラブル、対策方法をご紹介していきます。

脂性肌、乾燥肌と並んで、混合肌に悩む若い女性は意外と多いようです。2〜30代の若い女性にもみられる混合肌ですが、実は日本人に多い肌質とも言われています。厳密に言うと、私たちの肌は部分的に肌質が違うのですが、その差が大きく、肌質に合わせたスキンケア方法が必要になる方のことを一般的に混合肌と呼びます。

混合肌の皆さんはスキンケアもメイク時も、特に肌質の違いが表れるTゾーンとUゾーンで分けたケアをしなければなりません。ひどい状態になると、おでこや鼻のまわりだけ深刻な脂性でにきびに悩まされているのに、ほかの部分は乾燥しすぎて粉を吹いた状態になってしまうことも。ここでは、混合肌のトラブルと日常生活での注意点などについてまとめたいと思います。

混合肌ならではの肌トラブル

混合肌は、自分では気づきにくいものです。多くの方は、混合肌による肌トラブルが起きたときに自覚します。たとえば、おでこや鼻まわりのTゾーンににきびができると「オイリー肌かな?」と思い、顔全体に脂性肌ケアをしてしまう場合があります。Tゾーンのみならず、乾燥しがちなUゾーンの必要な皮脂まで取り除いてしまい、どんどん荒れてきてしまいます。そこではじめて「Uゾーンがすごく乾燥してる」と気づくパターンです。

乾燥が進みすぎてリップをつけても唇の皮がめくれたままだったり、にきびと鮫肌が同居していたりという肌トラブル例も珍しくありません。乾燥、にきび・・・片方だけでも大きな悩みなのに、これらの治療を並行するのは辛いものです。「私、オイリーなんだよね」と思っている方も混合肌を一度、疑ってみてください。深刻な事態にならないうちに混合肌を認識して、正しいケアをしましょう。

日常生活にも気配りを

混合肌の原因はさまざまですが、生理前や生理中、あるいは不摂生をしたときなどに顕著になる場合もあります。同じ顔のなかで違った状態が出てくるということは、身体になんらかの負荷がかかっているサインなのです。

ストレスや重労働、食事のかたよりがないかどうか、生活面を振り返ってみましょう。生活習慣やメンタル面も、肌には大きく影響します。肌質の改善とともに、気をつけるようにしてくださいね。

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