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化粧水の種類と肌への効果|潤いに必要な化粧水の上手な使い方

更新日:2018.01.10
公開日:2013.02.28
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

洗顔後に最初に使う化粧水には、お肌を保湿して、キメを整える役割があります。化粧水には目的別にさまざまな種類があり、それぞれ効果も違います。ここではそんな化粧水の効果と種類を挙げ、どのように選べばいいのかをご紹介します。

化粧水の肌への効果とは

化粧水は、洗顔後の素肌に、まず一番につける基礎化粧品です。化粧水の効果は、お肌を保湿して、キメを整えること。洗顔後のお肌は、保湿に必要な成分や油分も汚れと共に落とされてしまった不安定な状態です。ここに、化粧水ですかさず水分と保湿成分を補うことで、お肌に潤いを与え、続く美容液なども浸透しやすい状態に整えます。

水分を補うためならと、ただの水を肌につけたところで、表面が濡れるだけですよね。化粧水の成分も、割合的には水(精製水)が7~8割を占めていますが、お肌を保湿するための成分として低分子で浸透力の高いグリセリンやベタインなどや、高分子で表面にとどまり水分の蒸発を防ぐヒアルロン酸やコラーゲンなどをバランス良く配合することで、お肌に馴染みやすく浸透しやすい工夫がされています。

シミや美白に効果的な化粧水の種類と選び方

化粧水は目的別にさまざまな種類があります。

  • 保湿を目的とした「一般肌用化粧水」
  • シミ・そばかす対策や美白を目的とした「美白化粧水」
  • ひびやあかぎれ対策には「アルカリ性化粧水」
  • キメを整える「収斂(しゅうれん)化粧水」
  • 古い角質や汚れを除去する「拭き取り化粧水」
  • その他、「ニキビ用化粧水」や「プレ化粧水」など

種類が多くどれを選べばよいのか迷ってしまいますが、まずは普段用に「一般肌用化粧水」を常備した上で、目的にあったものがあれば一般肌用化粧水の補足的な位置づけで使用するとよいでしょう。

保湿に必要な化粧水の上手な使い方

化粧水を付けるのに、多くの方が「手のひら」か「コットン」のどちらかを使っていると思います。どちらにも一長一短があり、これがベスト!と必ずしも言い切れないのですが、効果的な使い方を少しご紹介します。

手のひらは手のぬくもりで毛穴を開くため浸透しやすい

まず、手のひらを使う場合、コットンよりもお肌への刺激が小さく、手の温もりで自然と毛穴が開き浸透しやすいというメリットがあります。但し、デメリットとしては、コットンに比べ、ムラなく十分に浸透させることが難しいといえます。

コットンでのパッティングはムラなく浸透できる

逆に、コットンを使う場合、優しくパッティングしても手のひらに比べると多少お肌へ刺激を与えてしまいますが、ムラなく十分に浸透させることができます。コットンには、ケチらずたっぷりと化粧水を含ませることも大切です。

パッティングをするときのおすすめの方法

手のひらまたはコットンのどちらでパッティングを行う場合も、洗顔後、できるだけ時間を空けずにケアすることと、「パッティング」といってもパチパチはたくのはNG。優しく押さえてじっくり馴染ませるというのがポイントです。そして、特に乾燥しがちな目元や口元には、たっぷり化粧水を含ませたコットンをのせて5分くらい放置するというのも、効果的です。

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