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妊娠期に起きる肌の変化について

更新日:2017.01.26
公開日:2013.03.28
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

女性の一大イベントである出産。妊娠すると体にはさまざまな変化が起こります。今までなかった肌トラブルが起きたり、いつもより出やすくなることがあります。何かと不安になりがちですが、まずは妊娠期の体についてしっかり学んでおくことが大切です。

女性の体は、男性に比べ、年齢によっても季節によっても変化が多いものです。そんな自然な変化とは別に、女性には妊娠を境に訪れる「妊娠期」という期間があります。妊娠・出産は、女性にとって一大イベント!そして、妊娠中は何もかもが特別です。

初めての妊娠では、心と体の急激な変化に、戸惑うこともあると思いますが、そう不安になることはありません。妊娠中に起こる目まぐるしい変化は、ママになる女性が通る道です。ここでは、妊娠期に起きる肌の変化についてご説明します。

妊娠期に起きる肌の変化について

妊娠成立から1~3か月という妊娠初期は、お肌が荒れやすい時期です。今まで愛用していた化粧品が合わなくなってしまったり、急にニキビや吹き出物が現れたり、シミが増えてきたり…と、その症状は様々です。敏感肌のような不安定な状態がしばらく続きますが、徐々に落ち着き、出産後には元のコンディションに戻るケースがほとんどです。この時期は「こういう時期なんだからしょうがない」と、肩の力を抜いて気楽に構えましょう。

特にスキンケアを徹底する必要はありませんが、なるべくお肌に刺激を与えないようにするのがポイント。そして、ストレスを溜めない、食生活に気をつける、睡眠をしっかりとる…など、心と体のケアも大切です。

妊娠期に肌が荒れるわけ

肌荒れの原因は様々ですが、妊娠によるホルモンバランスの乱れや、精神的に不安定になること、つわりにより食事が偏ることが主な原因と考えられます。そしてホルモンバランスの変化により便秘になるケースも多く、むくみや肌荒れの一因となります。また、胎児が育ってくると膀胱が圧迫されて頻尿になり、睡眠不足になりやすく、これもまた肌荒れの一因と考えられます。

妊娠が成立すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンが急激に分泌されます。これにより、妊娠を継続するための様々な変化が起こります。お肌に関しては、男性ホルモンのバランスが低下するため皮脂の分泌が抑制され、お肌がカサカサしてきたり、ニキビや吹き出物が増えたりします。

また、乳頭・乳輪・デリケートゾーン・ワキなどでは色素沈着が起こりますが、妊娠に伴う変化の一つですから、深刻に考える必要はありません。

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