内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
甘皮(爪上皮)を処理して健康的な爪に
爪の長さを整えるネイルケアは欠かさないという方も、甘皮の処理というと、あまり馴染がないかもしれません。ここでは、ドクター監修の記事で、健康的な爪を手に入れるための簡単な甘皮処理について、詳しく解説しています。
甘皮は爪上皮(そうじょうひ)とも呼ばれ、爪甲(そうこう、いわゆる爪)と後爪郭(こうそうかく、爪を根元で固定しているところ)をつないでいる部分です。後爪郭への細菌・異物の侵入を防ぐ役割を果たしていますが、必要以上に広がったり、肥厚していると、ささくれの原因になるばかりか、爪への必要な水分を横取りしてしまったりして、爪が割れやすくなったり二枚爪の原因になるとも言われています。
そこで甘皮の処理が必要になってくるわけですが、甘皮を定期的に自分で処理しているという方は、どれくらいいるでしょうか?ネイルサロンへ行くとついでにやってもらえたりしますが、自己処理としてはあまり定着していないかもしれません。その一方、甘皮の間違った処理や、剥がしすぎは、爪の発育障害をもたらし、皮膚が細菌感染を起こす可能性もあり危険です。
こちらでは、手軽にできる甘皮の処理方法をご紹介します。爪は健康のバロメーターともいわれるほど、爪のキレイな方は健康的に映るものです。甘皮を適度に処理して、健康的な美しい爪を手に入れましょう。
手軽にできる甘皮の処理方法
ネイルケアグッズも色々市販されていますし、中には甘皮処理専用とされるグッズもあります。自分でやるなら一通り買い揃えた方がよいのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。甘皮や古い角質を柔らかくする「キューティクルリムーバー」は数千円程ですが、お風呂上りのお肌が柔らかくなっているタイミングで行えば、使わなくてもOKです。
同様に、キューティクルニッパー(ささくれや甘皮を取り除くもの、5000円~15000円程)や、キューティクルオイル(爪や甘皮の乾燥防止用オイル、数千円程)も、必ずしも買い揃える必要はありません。
最低限用意するものとしては、普段から使っているコットン、ウッドスティック、やすり、ガーゼ、化粧水、ハンドクリームがあればよいでしょう。
1.処理を始める前に、コットンスティックを作ります。ウッドスティックの先の角をやすりで丸くしてから、コットンの中身を巻きつけます。次回からは、やすりの工程は飛ばして、コットンを新しいものに替えて使用できます。(コットンスティックの代わりにキューティクルプッシャーというスティックを使用してもよい)
2.甘皮を柔らかくするため、入浴します。あるいは、台所にあるボールか洗面器にぬるま湯を入れ、そこに2,3分指を付けておくのでもいいです。柔らかくするのと同時に、汚れも落ちます。
3.作っておいたコットンスティック(あるいはキューティクルプッシャー)の先を水で軽く湿らせたら、爪の脇部分から根元に向かって円を描きながら優しく甘皮を押し上げます。
4.水で湿らせたガーゼを空いている方の手の親指にかぶせて、円を描きながら甘皮と爪の表面に張り付いている薄皮(ルーズスキン)をこそげ落とします。優しく丁寧に!がポイントです。
5.最後に、爪の根元部分を中心に、化粧水とハンドクリームで保湿します。
④の後に、場合によっては、キューティクルニッパーで部分的に除去する事もありますが、気にならなければそこまでする必要はないでしょう。
⑤では、キューティクルオイルという専用の保湿オイルも市販されていますが、水分・油分を補えればよいわけですからいつも顔やボディーのスキンケアで使用しているものでも十分です。
甘皮処理の適正頻度
甘皮の処理は、一度やり始めるとキレイになる気持ちよさもあってまめに処理しすぎてしまったり、必要な甘皮まで過度に取りすぎてしまったりと、少々加減が難しいのが難点です。特に、日常的にネイルを施している方は、甘皮を処理すると爪の形が整い、よりネイルも引き立って見えるものですがやりすぎにはご注意ください。多くても、10日から2週間に一度くらいが適正頻度です。
甘皮処理を怠ることによる弊害よりも、甘皮処理をしすぎることによる弊害の方が多いことを肝に銘じ、優しくていねいにケアしてください。
自宅でのハンドケア方法については、「正しいハンドクリームとキューティクルオイルの塗り方」をご参照ください。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座