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クマ・くすみによる「疲れ顔」解消テクニック

更新日:2017.02.14
公開日:2013.08.08
ドクター画像
この記事の監修者
大井町皮フ科形成外科 院長 千代倉友博

しっかりメイクして肌のことも気にかけているのに、なぜか現れるクマやくすみ…。そんな「疲れ顔」は見た目年齢を5歳もアップさせてしまうとか!ここでは、ドクター監修の記事で、クマ・くすみの予防・解消法をご紹介しています。

しっかり睡眠をとっているのに、友達から「疲れてる?」、「寝不足?」などと声をかけられて苦笑い…。鏡を見てみると目の下にクマができていたり、何となくくすんでいて顔色が悪く不健康そう…いわゆる「疲れ顔」にはがっかりしてしまいます。

20代後半から30代にかけて、初めて肌の衰えを実感する方が多いようですが、こういったクマ・くすみによる疲れ顔は、見た目年齢を5歳も引き上げてしまうと言われます。日々メイクや美肌に気を遣っているのに疲れ顔かもしれない…、という方は、ぜひ、これからご紹介する疲れ顔対策を実践してみてください。

クマ・くすみはシミ・シワに比べるとすぐに予防・解消しやすいので、正しく対策していくことで、表情も明るく、若々しさを取り戻すことができると思います。

クマ・くすみを解消するマッサージ

クマ・くすみを解消するマッサージをご紹介します。マッサージすることで、クマ・くすみの原因の一つ、「血行不良」を改善します。また、リンパの流れもよくなるため、滞っていた老廃物も一掃できます。血液・リンパの流れがよくなると、自然と肌のトーンが明るくなり、ハリや艶も生まれます。

マッサージのいいところは、マッサージ後すぐに、ある程度の改善が目に見えることですが、できれば一日3回ほど、すきま時間をうまく利用して毎日継続して行うと効果的です。

 

1.準備として、洗顔を済ませ、マッサージクリームをたっぷりと顔全体に伸ばしておきます。

2.両手の人差し指・中指・薬指をこめかみの下あたりにあて、そこから適度に圧力をかけながら耳の前、首筋と下方へ進み、鎖骨まで下ろします。3~5回繰り返します。

3.おでこの真ん中に両手の3本指をあて、そこから適度に圧力をかけながら真横へ進み、こめかかみから直角に、2.同様に下方へ進みます。3~5回繰り返します。

4.目尻に両手の中指をあて、目の周りの骨をなぞる感じで目の下を通って目頭まで、続いて目の上を通って目尻へ、適度に指圧しながら進みます。目尻から目の下を通って目頭へ、また目の下を通って目尻に戻ったらこめかみへ進み、そこから2.同様に下方へ進みます。3~5回繰り返します。目の周りの皮膚は薄くデリケートなため、強くこすりすぎないよう注意して行ってください。

5.両肘を張って、中指・薬指の腹を目の下、鼻の両脇に押しあて、圧力をかけながら真横へ進み、こめかみから直角に、2.同様に下方へ進みます。3~5回繰り返します。

 

ただし、色素沈着が原因のシミに近い状態はマッサージでは改善しません。紫外線対策やピーリングなどのシミ対策に切り替えた方がよいでしょう。

また、マッサージの代わりとしては、蒸しタオルと冷たいタオルを用意して、交互に目の上にのせるという方法もあります。血行を促進し、眼精疲労を和らげる効果もあります。

クマ・くすみを解消する生活習慣

クマ・くすみを解消するためには、マッサージとともに、生活習慣の見直しも大切です。些細なことの積み重ねですが、ポイントをいくつかご紹介します。自分の生活習慣と照らし合わせてチェックしてみてください。

睡眠時間はしっかり確保

特に、肌のゴールデンタイムと呼ばれる夜22時~2時の間は、肌の生まれ変わりが活発な時間帯です。あまり早くに眠れないと言う人も、0時を過ぎたら極力ベッドに入ることを心がけてみてください。

ビタミンA、C、E、鉄分を意識した食事

バランスのとれた食生活が理想ですが、くすみ対策としてはビタミンやミネラル分を積極的に摂取するとよいですし、食事の中で難しい場合はサプリメントに頼るのも一案です。

紫外線対策

クマやくすみにとって紫外線は大敵です。言うまでもありませんが、しっかり対策をしましょう。

他にも、無理なダイエットや疲れ・ストレスの溜めすぎはクマ・くすみの原因ですし、美肌や健康にも障りますから、できるだけ避けるよう意識してみてください。

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