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あなたの毛穴はどの種類?

更新日:2018.03.29
公開日:2013.09.03
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

加齢によってたるむことで毛穴が開いたり、汚れがつまることで毛穴がひらいたりと、毛穴にもそれぞれでき方があります。それらを改善するためには、まずそれぞれの特徴を知ることが大切です。ここではドクター監修の記事で、それぞれの特徴について解説します。

多くの女性が悩まされている“毛穴”。「年々大きくなってきているような気がする」という声をよく聞ききます。そんな毛穴のトラブルですが、原因によって様々な種類があることをご存知でしょうか。落とし切れなかったメークや余分な皮脂がつまることは、毛穴を広げる主原因。しかし、それだけではなく、たるみや加齢、紫外線などによる肌ダメージが原因で毛穴が広がってしまう場合も。対策を打つにも、まずはそれぞれの毛穴トラブルの特徴や原因を知ることが大切です。

パーツによっても違うので、自分がどれに当てはまるのか、鏡を見ながらチェックしてみましょう。

黒ずみ毛穴

毛穴を通って出て行くはずだった皮脂が正常に排出されないと、古い角質と混ざって角栓ができ、毛穴が開いてしまいます。さらに表面が酸化して黒くなると、黒いブツブツが目立つことに。角栓は皮脂や古い角質、雑菌の塊なので、いつ炎症を起こしてもおかしくありません。

メーク落としや洗顔を怠るとできやすいので、「メークをしたままうっかり寝てしまうことがある」という方は、特に注意してください。

また、黒ずみ毛穴の中には、汚れではなく、メラニンが原因で黒く見えるものもあります。盛り上がっているわけでも、ザラザラしているわけでもないに、小さな黒い点々だけが肌表面に見える場合、“メラニン毛穴”の可能性が。

メラニン毛穴は、通称“毛穴ジミ”とも呼ばれ、紫外線などで毛穴の入り口にメラニンが蓄積した状態です。この場合、ターンオーバーを整えて溜まったメラニンを排出することが大切。また、シミと同様に美白成分の入った化粧品でケアすることも有効です。

たるみ毛穴

老化によってお肌がたるむと、本来丸い形をしている毛穴がたるんだ皮膚に引っ張られ、細長く開いてしまいます。この状態が“たるみ毛穴”です。

たるみ毛穴のケアには、お肌のハリや弾力を取り戻すことが一番重要。お肌を老化させ、ハリを損なう紫外線対策や、顔のエクササイズなどのアンチエイジング対策を行うことで改善できます。

帯状毛穴

信じがたい現象ですが、毛穴と毛穴がつながってしまうことがあります。それが“帯状毛穴”と呼ばれる現象。広がった毛穴がいくつかできると、それらは小ジワで結ばれてしまい、ゆくゆくは大きなシワになる可能性も。

ぽっかり毛穴が無数のシワになってしまうなんて、考えただけで怖いものです。帯状毛穴は、一度できると自分自身でのケアが難しく、場合によっては医療機関でないと改善できません。

クレーター毛穴

オレンジのようにデコボコしていたり、イチゴのように毛穴部分とそうでない部分とがはっきりわかるようになっているような場合は、毛穴の箇所に小さなにきび跡ができている“クレーター毛穴”の可能性があります。

クレーター毛穴は、ニキビによる炎症や、無理に毛穴の皮脂や角栓を押し出すそうとして皮膚を傷つけたことが原因で、毛穴部分にニキビ跡が残ってしまった状態です。

残念ながらクレーター毛穴は、ホームケアで治すことはできません。美容クリニックでケアするのがおすすめです。

このように、「毛穴のトラブル」といっても、原因や対処法は様々です。間違ったケアをしても効果はなく、逆にお肌にダメージを与えてしまう可能性があるので要注意!

自分がどの毛穴タイプか分からなかったり、ケアをしているのに効果がない場合は、一度クリニックに相談してみることをおすすめします。

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