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シミ・そばかすに効果的な化粧水の選び方と季節ごとの使い分け方

更新日:2016.12.09
公開日:2013.11.15
ドクター画像
この記事の監修者
美容皮膚科エルムクリニック広島 院長 相原一仁

美白化粧水は、どのような基準で選べばよいのでしょうか?また、効果的な使い方は?ここではドクター監修の記事で、美白化粧水の選び方や、季節による使い分け方について解説します。

美白化粧水は、何を基準に選んでいますか?

すべての美白化粧品にいえることですが、どのような美白成分が入っているかによって、その効果は異なってきます。

※代表的な美白成分については、『美白成分を知って、美白美容液を上手に選ぶ』をご参照ください。

また、季節によって化粧水のタイプを使い分けたり、使い方を変えたりすることも大事です。 変化する季節に合わせて、美白化粧水も衣替えして、効果的に美白ケアをしましょう。

美白化粧水を選ぶときの注意点

その美白化粧水、自分の肌質に合っていますか?配合成分によっては、かえってお肌の調子が悪くなってしまう恐れがあります。どのようなお肌でも、美白効果が十分あって、低刺激な化粧水を選ぶのがベストでしょう。

というのも、美白化粧水の中には、角質を剥がすピーリング効果によって、シミの元になるメラニン色素の排出を促進するフルーツ酸、乳酸、AHAなどを配合したものもあるからです。

もし乾燥肌や敏感肌の方が、このようなピーリング作用のある化粧水を使用すると、必要な角質まで剥がれてしまい、ますます乾燥を促進させてしまうこともあるのです。

そうなれば、お肌のバリア機能が衰え、美白効果どころか、余計に紫外線ダメージを受けやすくなり、かえってシミやくすみ、そばかすを促進させてしまうことになりかねません。

保湿作用のある美白化粧水がおすすめ!

そこでおすすめなのが、セラミド配合の美白化粧水です。

セラミドというのはもともと人間の肌本来の保湿成分として角層の中に存在しているもの。これがお肌のバリア機能を果たしてくれることで、お肌が必要な水分を保持することができ、健康な状態を保つことができます。

お肌の状態が健康になれば、多少の紫外線ダメージも、もろともせずシミを防ぐこともできます。もちろん美白成分の作用も有効ですが、実は肌バリアの再生&保湿こそが、美白ケアの基本であり、第一歩なのです。

季節によって美白化粧水を使い分けよう

美白化粧水は季節によって質感の異なるものを使用したり、使い方を変えたりすることによって、さらに美白効果を高めることができる場合があります。

例えば、紫外線の多い春から夏にかけては、さっぱりとした収れん効果のある美白化粧水を選び、コットンでパッティングした後、さらにローションパックをするなど、徹底的なケアをすることが大事です。

秋から冬にかけても、紫外線の量は少ないですが、とても乾燥する季節です。乾燥は美白ケアにとって大敵。そこで、美白化粧水をしっとりタイプに変え、モイストタイプのクリームをプラスするなど、春・夏とは異なる工夫が必要になってきます。

もちろん、夏場もエアコンなどの影響で非常に乾燥するので、保湿は欠かせません。このように、季節によって質感、保湿、使い方などを上手に変えれば、さらに美白効果を高めることができます。ぜひトライしてみてください。

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