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敏感肌のメイク術(5)ファンデーションの使い方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.01.31
ドクター画像
この記事の監修者
白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック 院長 竹中ちひろ

刺激に弱い敏感肌は、メイクをする際にも色々と注意が必要。メイクのプロであるメイクアップアーティストが、敏感肌のモデル等への豊富なメイク経験を基に、敏感肌がベースメイクを美しく仕上げるためのファンデーションの使い方を伝授!内容は医学面からドクターが監修しているので安心です。

前回の記事でご紹介した通り、敏感肌の方には、基本的にパウダーファンデーションか、ミネラルファンデーションがおすすめです。

敏感肌は、ブラシやスポンジの選び方に注意!

ファンデーションを塗る場合は、ブラシまたはスポンジを使用します。

パウダーファンデーションを塗る場合は、ブラシやスポンジの使用により、どうしても多少の摩擦はおこりますので、敏感肌の方は、スポンジやブラシの選び方に注意して下さい。

スポンジを使うとパウダーがしっかりとついて、カバー力がアップします。

ブラシの場合は、仕上がりは、スポンジよりも薄付きにはなりますが、細かい部分まで塗りやすく、塗りすぎることが少ない点がお勧めです。

肌触りのよいブラシを選びましょう

ブラシを選ぶ時は必ず毛を触って感触を確かめ無ければいけません。

毛質が固いものは、肌への刺激が強くなってしまいます。多少値段が高くとも、質が良く、肌触りがよいものを選びましょう。

敏感肌の方でなくても、固いブラシは痛いと感じてしまうぐらいなので、極力柔らかいブラシを選んで下さい。

ブラシはこまめに洗って清潔に

スポンジほどではないですが、ブラシも不潔になって雑菌が繁殖するのを防ぐため、こまめに洗ってしっかり干しましょう。

洗わずに放置していると雑菌が繁殖し、顔に雑菌を塗り広げてしまうので、肌荒れの原因になります。こまめに洗って、しっかりと乾かしましょう。生乾きも雑菌が繁殖しますので注意が必要です。

リキッドファンデーションは「のばす/塗る」のではなく「叩き込む」のが正解

リキッドを使う場合は、まず額、頬、鼻筋、顎にのせ、中心から外に向かってのばします。

ですが、敏感肌の方は「のばす」のはNG。

「叩き込む」のがベストです。摩擦を極力控えましょう。

指でファンデーションをのせた後、スポンジを使ってポンポンと叩き込みながら中心から外側に向かってスポンジを動かします。

普段手だけでファンデーションを塗る方はスポンジを使うだけで仕上がりが格段に違うことが実感できるかと思います。

使用するスポンジにも注意しましょう

ブラシ同様、スポンジは必ず清潔なものを使いましょう。

私は、毎日新しいものを使います。使ったスポンジは毎日洗って乾かし、ローテーションするか、何個かたまったらまとめて洗うようにしています。

パウダーファンデーションの場合、付属のスポンジを洗わずに使い続けている方はとても多いですよね。しかし、このようなスポンジは、雑菌だらけです!

お肌のバリア機能が低下している敏感肌の場合、できればスポンジをたくさん購入しておき、毎回スポンジを替えていただきたいです。

スポンジは使ったら洗い、タオルなどで水気を取り、よく乾かして下さいね。生乾きの状態でケースに入れてしまうと雑菌が繁殖し、その雑菌を顔に塗ることになってしまします。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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