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下着の線(パンツライン)の黒ずみを防ぐ対策

更新日:2018.02.02
公開日:2014.07.01
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

下着による締めつけが原因でパンツラインが黒ずんでしまった場合、どのようにケアしたら気になる黒ずみがキレイになるのか。またパンツラインの肌トラブル予防のための下着選びまで、ドクター監修の記事でお伝えします。

黒ずみ対策としてのショーツ・パンツ選び

太ももの付け根は、下着などによる摩擦が起こることでメラニン色素の生成を誘発し、黒ずむ傾向があります。普段じっくりと目にするような場所ではないので、水着姿になって急に気になり始めた方もいるのではないでしょうか。一度黒ずんでしまうとすぐに戻せるものではないので、普段からのお手入れの積み重ねが大切です。

パンツラインの黒ずみを作らないためには、下着などの締めつけを可能な限り避けることが重要です。サイズが小さすぎる下着は強く締めつけてしまう場合があります。特に肌の弱い方はゴムによる刺激が原因でかゆみが起こりやすいので、股の部分にきついゴムが入っていないタイプの下着を選ぶようにしましょう。

また、下着のゴムとストッキングのゴム部分の重なりを避けるといった工夫をしましょう。さらにショーツの脇に縫い目があるタイプではなく、無縫製タイプのショーツほうが刺激になりにくいのでオススメです。

下着はデザイン重視で「どうしてもおしゃれな下着を身につけたい」という方は、家に戻ったリラックスタイムに、コットンやシルクなど肌にやさしい素材のショーツラインがあまりきつくない下着に着替えるなど使い分けると良いでしょう。

できてしまった下着の線の黒ずみをケアする方法

どんなに気を使っていても、妊娠などでホルモンのバランスが変化したり加齢によってターンオーバーのサイクルが乱れて遅くなると、メラニンを含む古い角質がはがれ落ちにくくなってきます。

自分でできるケアとしては、デリケートゾーン専用の美白ケア商品やハイドロキノンなどホワイトニング効果のあるクリームをパンツラインに塗るといった方法があります。

ハイドロキノンはメラニンを作らせないようにする働きと、メラニンを作るメラノサイト自体を減らす働きがあり、2つの面から黒ずみにアプローチできます。ただ酸化しやすい性質があるので、ハイドロキノンを塗った後に水着姿になるなどして紫外線に当たらないようにしましょう。

ハイドロキノンを使う際、トレチノイン(レチノイン酸)を一緒に使うと肌のターンオーバーが促進されるので、より効果が期待できます。またクリニックでレーザー治療やピーリングを行い、自宅でのケアにハイドロキノンやホワイトニングクリームを使うという方法はさらに効果的です。

黒ずみの悩みを早く解決したいという場合は、美容皮膚科などに相談をすると良いでしょう。そこまで深刻ではないという方はハイドロキノン配合のクリームは市販もされていますし、ビキニラインの黒ずみ対策の商品もありますから、まずはセルフケアから始めてみてはいかがでしょうか。

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