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小陰唇を小さくしたい!「小陰唇縮小手術」の痛み、期間について
自分の小陰唇の大きさや形が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、そもそも小陰唇はどのくらいの大きさから“肥大”と言えるのかについてやそのチェック方法、専門的治療「小陰唇縮小手術」についてドクター監修の記事でお伝えします。
思春期から成人にかけてホルモンのバランスが変化すると小陰唇(しょういんしん)も大きくなってくるため、「他の人に比べて大きいのでは?」と悩む女性も少なくないようです。ここでは、小陰唇肥大の定義やそのチェック方法、小陰唇の形や大きさを調節する「小陰唇縮小手術」について紹介します。
小陰唇肥大とは?
小陰唇とは、膣の両側にあるヒダのことで、膣にふたをして外からの雑菌の侵入を防いでくれる役割を持ちます。日本人の小陰唇のサイズは膣口から小陰唇の最も外側までが1~2cm、長さは5~7cmと言われています。
小陰唇が大きすぎることを「小陰唇肥大」と呼びますが、何センチ以上が肥大であるといった定義があるわけではありません。基本的には、直立した状態で小陰唇が少しはみだしているくらいは通常の大きさとされています。その状態で大陰唇(だいいんしん)から大きくはみ出していたり、ぶらりと垂れさがっているような場合は小陰唇肥大であると考えられるでしょう。
また、日常生活に支障があるかどうかもポイントです。具体的に次のようなシチュエーションで痛みを感じる場合は、小陰唇肥大の可能性があります。チェックしてみましょう。
・自転車に乗ると擦れる
・座った時に変な感じがする
・きつめのパンツは痛くて履けない
・生理用ナプキンに擦れて痛みを感じる
・性行為が痛みで苦痛に感じる
また小陰唇が大きいと大陰唇と小陰唇の間に恥垢が溜まりやすく、これが原因でニオイが発生しやすくなります。また大きくはみ出した小陰唇は、下着などとの摩擦により黒ずみやすいという傾向もあります。
小陰唇を縮小する手術
小陰唇が大きいことで日常生活に支障がある、左右の大きさが違う、どうしても黒ずみが気になるという場合には切除手術でサイズを小さくするという方法もあります。
膣にふたをするためには、1cm程度あれば十分ですが、小陰唇を切除しすぎると尿が飛び散りやすくなるといったことが起こるので、術後のことも考えながら医師とデザインを決めていきます。
手術の方法
手術は、局所麻酔で行うことが多く、その場合、小陰唇の切除する部分に直接注射します。この麻酔はかなり痛みがあるため、吸入麻酔というものを併用することもできます。一方、痛みは全く感じたくない、もしくは、痛くなくても手術中は眠っていたい場合には、静脈麻酔を使用します。表面をメスで切開した後に、高周波メスで止血しながら形を仕上げ、縫合します。
手術にはどれくらいかかる?生理中も可能?
クリニックや手術の内容によって異なりますが、片側のみで30分~1時間程度というところが多いようです。手術は基本的に生理中も可能です。ゆったりした服や、歩きやすい靴だとお帰りの際に安心でしょう。
手術後の経過
抜糸に関しては、クリニックによって抜糸不要の溶ける糸を使用するところもありますので、事前に確認したほうが良いでしょう。また、内服中の薬の種類によっては、術前に休薬が必要な場合があります。
術後も日常生活に特に支障はありません。痛み止めを2~3日飲んでいただくクリニックが多いようです。傷口からじわじわとにじみ出るような少量の出血が、3日から7日程度ありますので、その間はガードルで圧迫したり、ナプキンをあてていただきます。腫れは、最初の1か月で8割程度引き、その後3か月から半年で完全になくなっていきます。術後約3週間は激しい運動、約1か月後は性交を控える必要があります。性交への影響も特にありませんので安心してください。
最終的には、婦人科検診などで他人が近くで見ても触っても、手術したことはわからないくらいの手術跡になります。また、他院での手術の修正は可能な場合が多いですが、切りすぎた場合などは不可能です。
デリケートな部分のことなので誰にも相談できすに悩む人も多いでしょう。気になる方は専門医に相談をすると良いでしょう。
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