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美白化粧品の選び方(8)ハンドクリーム
手の肌の色がくすむ原因には、大きく分けて3つあるとされています。ここではドクター監修のもと、くすみの原因やそれぞれの原因に合った手の美白ケアの方法、ハンドクリームの選び方についても詳しく紹介します。
手をくすませる3大原因とは
手は紫外線を浴びやすく、家事でも肌が荒れるなど、年齢が表れやすい部分のひとつです。UVカット効果のあるクリームを塗っていても、塗り直すのを忘れてしまうといったことが起こりがちです。そのため、くすんだ色をしている、肌の色にムラがあるという方も多いかもしれません。
- 紫外線などのダメージによるメラニンの増加
- 乾燥によるくすみ
- 古い角質が積み重なることによるくすみ
手の黒ずみ・くすみには、大きくわけて以上の3つの原因があげられるとされています。
3大原因別美白ケア
それでは、3大原因それぞれにあわせた美白ケアの方法はあるのでしょうか。ここでは、それぞれの原因にあわせた美白ケアの方法について紹介します。
1.紫外線
手は洋服などで常に覆われていることは少ないことから、外部環境の影響を受けやすく、紫外線のダメージを直接受けやすい部位のひとつです。そのため、洗濯物を干すといったわずかな時間でも、ダメージは日々蓄積されていきます。
有効なケア方法としては、短時間であっても、外に出るときは必ずUVカット効果のあるクリームを塗ることがあげられます。SPF値やPA値が高いものを使うことも大切ですがこまめに塗り直すことが大切です。
また、紫外線を浴びてシミができたり、くすんだりしている手は、角質が厚くなっている可能性が大きくあります。油溶性ビタミンC誘導体など、経皮吸収しやすい美白成分配合のハンドクリームがおすすめです。ピーリング製剤配合の製品は、角質を薄くする効果がありますが、使いすぎによる乾燥には注意しましょう。
2.乾燥
乾燥が気になる場合は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されているものを選びましょう。ハンドクリームは、洗顔後のケアと同様に、手を洗うたびに塗りなおすことが理想的です。手を洗った後についハンドクリームを塗り忘れてしまうという場合は、家の中であれば、水回りのすべての場所にハンドクリームを置いておくというのも1つの方法です。
また、炊事をするときは、ゴム手袋をする習慣をつけましょう。ゴム手袋を頻繁につけていると、かぶれてしまう場合もあります。そのような際には、木綿など天然素材の手袋をはめたうえにゴム手袋を重ねてつけるとより効果的です。また、プラスチック製の手袋はフィットしにくいですが、かぶれにくいです。
特に、お湯を使用しての洗い物には注意が必要です。なぜならば、お湯によって皮脂膜や角質のセラミドなどの細胞間脂質が流されてしまい、肌のバリア機能が衰えて、乾燥が加速してしまうことがあるからです。
乾燥がひどい場合には、ハンドクリームを塗った後にシルクや木綿などの通気性のよい手袋をつけて時間を置き、美容成分をたっぷりと浸透させるようにしましょう。
3.古い角質
古い角質でくすんでいる場合は、手にもピーリングケアを行なうことがおすすめです。AHAやBHA配合の石けんで手を洗うとか、これらの成分が含まれるローションをコットンに含ませてふき取るとよいでしょう。
また、尿素配合のハンドクリームが市販されていますが、尿素は角質細胞の中のNMF(天然保湿因子)と同じような働きがあると同時に、角質の剥離を助ける穏やかな作用があります。
これらのピーリング効果によって角層が薄くなると乾燥しやすくなり、紫外線の影響も受けやすくなりますから、保湿ケア、紫外線ケアは同時にしっかりと行いましょう。
ハンドマッサージもおすすめ
ハンドクリームを使用したケアを行う前に、ハンドマッサージを行うことで、より美白効果が期待できます。指先などの末端は血流が滞りやすい部位ですが、ハンドマッサージによって血流がよくなり、肌に透明感が出てくると考えられます。その状態でハンドクリームを使用したケアを行うことで、肌に有効成分が効率よく浸透し、効果をより期待することができます。ここでは、ハンドマッサージの方法をご紹介します。
ハンドマッサージの方法
ハンドクリーム(マッサージクリームでも可)を手にとって手全体になじませます。そして、爪の根元部分と左右から、軽く押しながらマッサージを行ないます。さらに、爪の表面にもハンドクリームをつけることで保湿をしましょう。
つぎに、指先から指の根元部分にかけて、反対の手を使って、滑らせるようなイメージで軽く押していきます。このとき、指の上下だけではなく、指の側面も忘れずに行うようにしましょう。親指と人差し指の間の水かきも乾燥しやすいか所のひとつです。1本ずつ、丁寧にマッサージを行ないましょう。
そして、最後に手のひらをげんこつで刺激を与えたらハンドマッサージは終了です。マッサージを行なう際には、強くこすりすぎないこと、ハンドクリームを十分な量を使用することがポイントです。ハンドクリームの使用前にマッサージを行なうことで、肌の色がワントーン明るくなり、内側からぽかぽかと温める効果が期待できます。
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