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生プラセンタの特徴と効果

更新日:2016.12.09
公開日:2014.06.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

生プラセンタは、加熱処理を施していないプラセンタです。非加熱ですから有効成分が失われることがほとんどなく、通常の加熱済みプラセンタに比べて数十倍もの効果があると言われています。このページでは生プラセンタの特徴や注意点などについて、ドクター監修のもと詳しく解説しています。

効果

「生」とは「加熱処理をしていない」こと

プラセンタへの注目が高まると共に、「生プラセンタ」への関心もますます高まっています。最近は生プラセンタが配合されたサプリメントや化粧品も増えてきています。それでは、生プラセンタとは具体的にはどのようなプラセンタのことなのでしょうか?

プラセンタは、直訳すると胎盤という意味になります。哺乳類の胎盤には美しく若々しい身体を保つために欠かせない栄養が多く含まれているため、美容や健康の増進に利用されるようになったというわけです。

一般的にプラセンタは、胎盤から抽出されたエキスが使用されています。そのため生プラセンタというと、胎盤そのもののことなのではないかと誤解されがちです。しかしこれは誤りです。生プラセンタというのは、製造過程で加熱処理が施されていないプラセンタのことを指します。

非加熱だから有効成分が失われない

生野菜や生ビールなど、「生」という言葉には新鮮でみずみずしいイメージがあります。生プラセンタにも、そのイメージ通り加熱してないゆえの魅力があります。その魅力とは、有効成分がほとんど失われないという点です。

通常の加熱処理をしたプラセンタは、どれほど慎重に処理をしても、どうしても逃げてしまう栄養があります。野菜を茹でると栄養が水に溶け出してしまいますが、あれと同じような現象だと考えるとよいでしょう。また、熱によって性質が変わってしまう成分もあります。

加熱処理を施したプラセンタと生プラセンタとでは、有効成分に数十倍もの差が出るという報告もあります。効率的に栄養成分を摂取するためには、野菜もプラセンタも生が一番よいのです。

安全性の点では注意が必要

一方で、「生」というのは痛みやすいものです。生プラセンタも、常温ではすぐに痛んでしまうため、冷蔵保存するものがほとんどです。管理状態が悪ければ、生プラセンタのメリットが失われてしまうこともあるので注意が必要です。

そしてプラセンタは単なる健康成分ではなく、動物由来の臓器なのだという点も忘れないようにしましょう。動物の肉や臓器や血液には、人間にとってリスクがある物質も含まれています。

多くのメーカーは安全性を高めるために、しっかりと生産管理されている原料を使うなどの対策を行っていますが、どうしても不安が拭えないという人は購入前にそのメーカーページを確認する、直接問い合わせをするといったことを行い、納得できるものを選ぶようにしましょう。

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