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目元ケアにおすすめの化粧品と目元のケア方法
目元への強いマッサージや、洗浄力の強いクレンジング剤はトラブルの原因になる可能性もあります。こうしたトラブルを避け、正しくケアできるよう、ドクター監修のもと、目元ケアにおすすめの化粧品やケアのポイントを解説します。
目のまわりの皮膚は薄く非常にデリケートです。よかれと思っていた目元ケアが逆効果となり、シワを作ったり、悪化させたりする可能性もあるため、正しいケアの方法や、ケアに適した化粧品を知っておくことが重要になります。ここでは、目元ケアに関してこのようなことを解説します。
- 目元ケアに適した化粧品と成分
- 正しい目元ケアの方法
- 間違えやすい目元ケアのポイント
まずは、目元ケアの大きなポイントとなる化粧品についてチェックしましょう。
目元ケアにおすすめの化粧品とは
目元に多いトラブルとして、以下のものがあげられます。
- シワ
- たるみ
- クマ
これらの原因として、乾燥や落としきれなかったメイク汚れ、摩擦などがあります。その中でも特に「乾燥」は、化粧品でケアしたいことにあげられます。
ただでさえ皮膚が薄いうえに、アイメイクやクレンジングなどでダメージを受けることの多い目元は、乾燥によるトラブルが非常に多い部分です。そのことから、化粧品による目元ケアの大きなポイントとなるのは、目の周りの保湿と言えるのです。血行不良によって青っぽいクマができる場合は、血行改善の効果が期待される成分を化粧品で与えるのもよいでしょう。
保湿用の化粧品には、目元専用のものと顔全体に使用するものの2種類があります。目元ケアのためには、保湿効果や血行改善を期待できる成分がしっかり配合されていて、しかも刺激となる成分が配合されていないと考えられる目元専用の化粧品がおすすめです。
目元ケアにおすすめのアイクリーム
目元専用のケアアイテムとして、アイクリームがあげられます。アイクリームは目元専用の美容液とも言えます。文字通りクリーム状になっていることが多く、目元に塗ってもすぐに垂れ落ちてこないようになっているのが特徴です。
そのようなアイクリームを選ぶときのポイントとして、配合されている成分があげられます。具体的にどのような成分を配合したアイクリームを選ぶとよいのでしょうか。
目元ケアにおすすめのアイクリームの成分
アイクリームの成分を期待される効果で大きく分けると、以下のものがあげられます。
- 保湿を期待できる成分
- コラーゲンを増やす働きを期待できる成分
- 血行改善の効果を期待できる成分
目元ケアの目的と成分の関係、おすすめの成分を解説しましょう。
- 保湿効果を期待できる成分
- 目元ケアの基本は保湿です。そのため、肌のうるおいを保つ効果を期待できる保湿成分は必須と言えるでしょう。また、浅いちりめんジワであれば、保湿を心がけるだけでも改善される場合があります。代表的な保湿成分として、以下のものがあげられます。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- コラーゲンを増やす働きを期待できる成分
- 目元に指で押し広げてもなくならない深いシワが刻まれている場合、そのシワは「真皮層」まで達していると考えられます。肌は表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれており、主に真皮に肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンなどが存在しています。浅いシワであれば、表皮の乾燥によって一時的にできているものと考えられます。しかし、深いシワになると真皮のコラーゲンやエラスチンの減少が関連しています。そのため、真皮のコラーゲンを増やすといったアプローチを期待できる成分を化粧品で補うとよいと考えられます。代表的な成分として、以下のものがあげられます。
- ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル、APPSなど)
- 成長因子(グロスファクター)
- レチノール誘導体
- 血行改善の効果を期待できる成分
- 青っぽいクマや赤っぽいクマが現れている場合、血行不良がその原因となっている場合があります。青っぽいクマの場合は静脈の血液が、赤っぽいクマの場合は動脈の血液がたまっている状態と考えられるのです。このような場合は、アイクリームでも血行を促進する効果を期待できる成分をとり入れるのがおすすめです。代表的な成分として、以下のものがあげられます。
- FGF(線維芽細胞増殖因子)
- 高濃度ビタミンK
- レチノール誘導体
目元のケア方法
目元のシワなどを予防するために有効な正しい目元ケアの方法について紹介します。ここでは「血行改善」や「紫外線対策」など基本的なケア方法を解説するので、日々の生活にとり入れていくといいでしょう。
目元の血行をよくする
血行をよくしたい人は、目元にホットタオルを当ててみましょう。実施のタイミングは目元を温めると副交感神経に切り替わるので、リラックス効果も期待できる就寝前がおすすめです。肌を温めると毛穴も開くので、ホットタオル後に保湿効果の高い化粧水やクリームを塗るとシワ予防にもつながります。
紫外線対策
紫外線は乾燥を引き起こし、小ジワの原因になります。特に皮膚が薄い目元は影響を受けやすいので日焼け止めを塗ったり、紫外線透過率が低いサングラスをするなどして、紫外線対策を怠らないようにしましょう。
クレンジング剤と洗顔料を選ぶ
目元のクレンジングや洗顔には、界面活性剤が少ないものを使いましょう。オイルタイプは洗浄力が強い分、界面活性剤も多いので注意が必要です。使用時は目元を強くこすらないことがポイントです。マスカラなどの化粧品もお湯で落とせるものなど、できる限り目元の皮膚に負担をかけないものにしましょう。
乾燥対策
紫外線や加齢からくる肌の乾燥は、放っておくと小ジワやシミの原因になってしまいます。セラミドやコラーゲン配合の化粧品を使って保湿することが大切です。
エクササイズ
目元のたるみは「眼輪筋」と呼ばれる筋肉が衰えることが原因とされています。眼輪筋の衰えはエクササイズで解消します。エクササイズ方法は人差し指を目尻に、中指を目頭に当てます。そして、視線を斜め上に向けることで、下まぶたが緩むので目元の筋肉を震えさせます。これを10回程度くりかえすことで眼輪筋の衰えを予防できます。
目元のケア時の注意点
間違えやすい目元ケアには「マッサージ」や「洗顔」などがあります。以下では、実は間違っている目元ケアについて説明するので確認してください。
目元ケアはやさしく丁寧に
マッサージは目元以外では問題ない場合が多いです。しかし、目元の場合は皮膚が薄いため引っ張ったり、強く押したりすると皮膚が伸び、シワ・たるみの原因になってしまいます。また、マッサージの肌摩擦が角質層を傷つけ、水分保持力を下げたり、真皮層のコラーゲン線維や毛細血管にダメージを与えてしまいます。その結果として、目元にシワができやすくなり、刺激により色素が沈着して「くま」の原因にもなります。
刺激が強いクレンジング剤は使わない
一般的にクレンジング剤には、界面活性剤や添加物が含まれています。界面活性剤はとても強い洗浄力があるので、アイメイクなどもキレイに落としやすいのです。ただし、洗浄力が強いと角質層の保湿成分も洗い流してしまうので、使い過ぎには注意をしましょう。
まとめ
デリケートな目元のケアは、アイクリームなどの化粧品選びと正しい方法でのケアの2つがポイントになります。目元専用の化粧品を選ぶときには、以下のような成分が配合されたものを選ぶようにしましょう。
- 保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)
- 真皮層への働きを期待できる成分(レチノール誘導体、ビタミンC誘導体など)
- 血行改善を期待できる成分(FGF、レチノール誘導体など)
このような化粧品を正しい方法で使うとともに、紫外線対策やクレンジングなど保湿以外のスキンケアや、目元のたるみ解消に効果を期待できるエクササイズなどもとり入れることをおすすめします。
せっかく目元ケアに取り組んでも、それが間違った方法では元も子もありません。今まで間違ってきてしまった人も、正しい方法を身につけて、目元ケアに取り組みましょう。
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