内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
ほうれい線にファンデが溜まる、よれるのを防ぐための方法
ほうれい線を目立たなくするためにファンデーションでカバーしても、ほうれい線の溝に入り込んで溜まってしまうことや、時間がたつとよれてしまうことがあります。そういったポイントを解消する方法を、ドクター監修の記事で解説します。
ほうれい線ができてしまうと、老けて見られがちになるうえ、ファンデーションがほうれい線のシワにはいり込んで溜まったり、よれやすくなり、とてもやっかいです。
そもそもほうれい線ができる原因とは
30代前後になると肌の曲がり角と同様に気になってくるものですが、最近ではさらに若い世代でもほうれい線ができつつある人が増えています。ほうれい線は、肌のたるみと乾燥によってできるといわれています。
ほうれい線ができる原因についてより詳しく知りたい方は、『ほうれい線(法令線)ができる原因とは』の記事をご覧ください。
ファンデーションが溜まる、よれるのを防ぐためのポイント
ここでは、ほうれい線にファンデーションが溜まる、よれるのを防ぐためのメイク前のスキンケアから、メイクのコツ、メイク直し方法について紹介します。
スキンケアのポイント
キメが細かく潤った肌であれば、どのようなメイクでもキレイに仕上がります。ですから、洗顔をした後でしっかりとした保湿をすることが重要になります。化粧品できちんと保湿を行い、塗り終わった後に手で軽く押さえるようになじませると効果が高まります。
下地・ベースづくりのポイント
・ベースは適量を均一に
ベースをしっかり塗ることで、顔全体のくすみが軽減されます。ほうれい線などのシワを目立たなくするには、シリコン系の下地を埋め込んでカバーしましょう。また、シリコン系の下地でシワの溝をフラットな状態にすることにより、ファンデーションがシワの溝に入り込むのを防ぎます。
ファンデーションは顔の中心から外側に伸ばしていきましょう。あまり厚塗りをしてしまうと、顔が不自然に白くなってしまうので注意してください。また、化粧下地の段階でムラがあるとファンデーションもムラになりやすく、よれる原因にもなります。丁寧に均一に薄くのばしましょう。
・コンシーラーの使い方
ほうれい線をカバーするには、ハイライト効果を狙って明るめのコンシーラーを使用します。リキッドタイプのような柔らかめのコンシーラーが使いやすいでしょう。ほうれい線に対して垂直に何か所かコンシーラーをのせ、スポンジでなじませていきます。なじんだら、仕上げにパウダーで押さえてください。
ファンデーションのポイント
・ファンデーションの選び方
ファンデーションには「パウダーファンデーション」「リキッドファンデーション」「クリームファンデーション」「スティックファンデーション」など、いくつかの種類があります。使いやすく、自分の肌に合ったものを選ぶのがよいでしょう。
保湿成分が含まれているファンデーションであれば、乾燥肌の方でもしっとりとした仕上がりになります。表面がしっとりすることでほうれい線も目立たなくなりますので、コラーゲンやセラミド、スクワランなどの保湿成分が含まれているか成分をチェックしましょう。
油性ファンデーションの方が肌の乾燥を防いでくれますが、厚塗りにならないように注意が必要です。
・ファンデーションの使い方のポイント
ファンデーションをほうれい線の部分に塗ったら、スポンジでトントンとたたき込んでください。ファンデーションが厚すぎると溝の上に溜まってしまうので、厚塗りしないことが鉄則です。厚塗りにしないためにも、スポンジを上手に使ってください。
仕上げのポイント
ファンデーションをつけてもほうれい線が目立っていると思うなら、ハイライトを入れてください。たとえば、パール入りのハイライトを気になるか所にのせることで、光の効果でほうれい線が気にならなくなるという方法です。影が見えなければ溝は目立ちにくくなります。
ちなみに、ハイライトの色は黄味がかったオフホワイトのような色のものが日本人の肌の色にはなじみがよく、自然に仕上がります。色白で白人に近いような肌の方は、少しピンクがかった色がベストです。
メイク直しのポイント
ほうれい線を隠そうとして乳液をつけず、パウダーファンデーションをスポンジで重ねづけすると、余計にシワシワになってしまいます。必ず水分油分の補給として先に乳液をつけるようにしてください。
手順は以下の通りです。
- 乳液を少量、乾燥による化粧崩れの気になる部分にのみつけます。
- 軽く拭き取り、フェイスパウダーかパウダーファンデーションをつけて終了
また、化粧直しは崩れたところだけを直しましょう。全体を化粧直しする必要はありません。余計なところまで直そうとすると、フェイスパウダーやパウダーファンデーションを重ねづけしたところの肌が水分を奪われ、シワシワになりますので注意してください。
ほうれい線を悪化させるNG習慣をチェック
小顔ブームが定着し、たるみやむくみ対策を行っている方は多いのではないでしょうか。しかし、なかには真皮層の劣化に繋がる間違ったものが数多く存在します。代表的なものとして、強すぎるマッサージ、強すぎるパッティングがあります。これらは、たるみ・ほうれい線を悪化させる恐れがあるの注意しましょう。
たるみ・ほうれい線を悪化させる人の特徴については、『もうすぐ「激老けする人」の特徴』の記事をご覧ください。
ほうれい線の予防、解消方法とは
ほうれい線を予防・解消するポイントを紹介します。
体操、エクササイズを行う
ほうれい線予防のため、またはできてしまったほうれい線を薄くするために、毎日軽く口周りのエクササイズを行うとよいでしょう。主なものとして、ベロ回しエクササイズ、あいうー体操があります。
エクササイズ・体操方法について詳しく知りたい方は、『ほうれい線に効果的!「ベロ回し」体操とは?』の記事をご覧ください。
マッサージを行う
ほうれい線を予防するために、ホームケアでできることがいくつかあります。そのなかの1つにマッサージがあります。マッサージはコリをほぐしたり、血行をよくしたりする場合に用います。ほうれい線の予防にも筋肉をほぐして血行をよくし、リンパがよく流れるようにすることが効果的です。
マッサージ方法について詳しく知りたい方は、『ほうれい線(法令線)を予防・軽減するマッサージ方法』の記事をご覧ください。
たるみを予防する栄養素をとる
顔がたるむ主な原因は、皮膚の真皮層にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少です。たるみ予防に効果的な栄養素は大豆イソフラボン、アミノ酸、ポリフェノールの3つがあります。
これらの栄養素が含まれる食べ物や食べ方のポイントを詳しく知りたい方は、『内側からのケアは食事が重要!顔のたるみ予防が期待できる栄養素』の記事をご覧ください。
いかがでしたか。ほうれい線にファンデーションが溜まる・よれる方は、スキンケアやメイクポイントをおさえ、普段から予防・解消を心がけましょう。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座