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カテキンの健康効果!お茶の選び方と飲み方は?
最近よくコンビニなどで目にするカテキン。ポリフェノールの一種であるカテキンについて、カテキンを摂取することで期待できる効果や、カテキンを多く含む食品や効率のよい摂取方法について、ドクター監修の記事で解説します。
コンビニのお茶などでもよく目にする「カテキン」。体によさそうなイメージはあるものの、カテキンについて詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。毎日カテキンを摂取するメリットや期待できる効果、カテキンを多く含む食品や効率のよい摂取方法について、ドクター監修の記事で解説します。
カテキンとは
カテキンは、お茶に含まれている苦みや渋みの成分のこと。ポリフェノールの一種で、フラボノイド系に属します。緑茶以外のお茶類にも含まれますが、含有量では緑茶が圧倒的です。味覚的には、緑茶特有の渋味や苦味の元となっている成分です。
カテキンの効果
抗酸化作用
カテキンは強力な抗酸化作用や殺菌作用も持っていることでも知られています。カテキンの抗酸化力は、ビタミンEの約50倍だといわれています。強力な抗酸化作用がありますので、万病の元といわれる活性酸素を取り除く効果が期待でき、老化防止や生活習慣病の予防に役立ちます。カテキンは日本では20年ほど前から健康成分として高い注目を浴びるようになり、今ではすっかり定着したと言えるでしょう。
美しい肌をつくるために
シミやシワの原因となる活性酸素を取り除くカテキンの抗酸化作用は、美肌効果も期待ができます。毎日手軽に摂取できる緑茶には、ビタミンCやテアニンのようなストレスを軽減してくれる成分も含まれており、美しい肌をキープするためにはサプリメントよりもおすすめと言えるでしょう。
古くから知られてきた殺菌作用
寿司屋ではよく緑茶が出されますが、実は昔から寿司屋でお茶を出すことには意味がありました。生の魚介類を食べるわけですから、寿司屋には少なからず食中毒の危険性が常につきまとっています。緑茶の殺菌作用に期待し、寿司屋では緑茶を出しているといわれています。これは、まだ庶民の化学的な知識がじゅうぶんだとは言えなかった時代から、生活の知恵として利用されてきたものです。
虫歯や口臭の予防
カテキンの殺菌作用は、虫歯や口臭の予防にも役立ちます。
コレステロール値を下げる
食べすぎた日は、カテキンを含む緑茶がおすすめです。カテキンには、肝臓でつくられる胆汁酸の排泄を促し、血液中のコレステロールの増加を抑える作用があります。また、食後の血糖値の急激な上昇を抑制する効果が期待されています。カテキンの長期摂取により、体重や体脂肪の低減が認められたという研究結果もあります。
悪玉コレステロールの増加を防ぐ
カテキンには、悪玉コレステロールの増加を防ぐ作用もあります。そのため動脈硬化や心筋梗塞などを防ぐことができるほか、生活習慣病の予防にも繋がります。緑茶はテアニンやビタミンCなど、美容・健康によい成分が多く含まれている食品です。サプリメントを利用するという方法もありますが、緑茶を飲むほうがよりよい効果を得ることができるでしょう。
カテキンの効果的な摂取方法
カテキンを効果的に摂るためには、煎茶がおすすめです。緑茶の有効成分は、数回お茶を淹れた程度ではまだまだ茶殻に残されているため、何度も煎じて飲むとより効果が期待できます。
もっとも理想的な摂取方法は、茶葉ごと摂る方法だと言えます。これは、カテキンが日光に当たることで作られる成分なため、茶葉に成分が集中しているためです。緑茶に含まれる成分と言えば、ほかにリラックス効果のあるテアニンも有名ですが、実はカテキンというのはこのテアニンが光合成によって変化した物質なのです。
緑茶の選び方と飲み方
日光をたくさん浴びて作られる煎茶にはカテキンが豊富ですが、日陰で育てられる玉露ではカテキンは少なめとなります。お茶をお湯で抽出して飲むと、茶殻にカテキンが残ってしまいます。1回目に入れたお茶の場合、茶殻に残るカテキンはおよそ40%にもおよびます。カテキンを効率よく摂取するためには、茶葉を粉末にして、丸ごと摂取することがおすすめです。丸ごと茶葉をとる場合、できれば農薬や除草剤を使用していない有機栽培の茶葉を選ぶと安心です。
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