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シミ・そばかすをカバーするコンシーラーの選び方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.06.01
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この記事の監修者
札幌シーズクリニック 院長 大久保真

シミやそばかすは、多数あったり、色が濃いと、カバーするのが難しいものです。シミやそばかすを上手く隠すためのコンシーラーの選び方を、メイクアップアーティストが解説します。

「コンシーラーって実は使い方が分からない」という声をよく聞きます。しかし、使い方の前に、ニーズに合ったものを選ぶことがとても重要です。

とはいえ、「そもそも、選び方ってどうすればいいの?」「種類って何があるの?」と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

シミ・そばかすを上手にカバーするために、まずは選び方から見直してみましょう。

コンシーラーの種類

コンシーラーには、以下のような種類があります。

(1)リキッドタイプ

液状のコンシーラーです。液状なので塗りやすいのですが、テクスチャーがゆるい為、カバー力はそんなにありません。小さいチューブ状になっているもの、筆ペンタイプ、先端がチップ状になっているものなどがあります。

(2)クリームタイプ

リキッドよりはテクスチャーが固く、クリーム状になっているものです。リキッドタイプと同様に、チューブタイプ、筆ペンタイプ、チップ状のものがありますが、他にもパレットタイプになっているものや、容器に入っているもの等さまざまです。

パレットタイプは、1色ではなく何色か濃さが異なる色味が入っていることが多いです。

(3)スティックタイプ

リップのような形状で、固形のものです。テクスチャーが固めなので、伸びは良くありませんが、カバー力があります。気になる部分のみカバーする事が出来るので、好まれる方が多いです。

(4)ペンシルタイプ

スティックタイプよりさらに固く、鉛筆のようになっています。油分は少なめのコンシーラーです。先が細いので、ピンポイントでカバーする事が出来ます。

コンシーラーのカバー力の違い

カバー力の強さは、以下のような順番で高くなります。

リキッドタイプ < クリームタイプ < スティック、ペンシルタイプ

どこのメーカーも上記のような順になることが多く、リキッドタイプに近いほど、ファンデーションのような使い心地になります。

特徴が分かったところで、実際にはどのように選べば良いかですが、まずは種類を選びましょう。

範囲の広さ別のコンシーラーの選び方

あなたの隠したいシミやそばかすは、広範囲でしょうか。もしくは、狭い範囲でしょうか。

広範囲の場合

広範囲の方はリキッドタイプかクリームタイプが良いでしょう。カバー力は弱いですが、伸びが良く、ファンデーションに馴染むので扱いやすいです。

シミ、そばかすの色が濃く、目立つ方はクリームタイプを使用するのがオススメです。

狭い範囲の場合

狭い範囲で気になる方は、ピンポイントでカバー出来るスティックタイプかペンシルタイプを選びましょう。

どちらも気になる場合

私はどちらも気になる!!という方は、クリームタイプかスティックタイプが適しています。

コンシーラーの色の選び方

次は色選びですが、コンシーラーは、明るめの色のもの、肌と同じくらいの色味のもの、少し暗めの色のものなど、バリエーションが豊富です。本当はどんな色?と思われる方も多いはず。

シミ、そばかすをカバーする上でのオススメの色は、「自分の肌より少し暗めの色」です。明るいと逆に浮いてしまい、目立って見えてしまいます。

複数の色味を持っておくと便利

しかし、場所によってシミの色も異なるという方もいますよね。

そういう場合は、複数の色が入ったパレットタイプか、暗い色と明るい色の2色を手元に持っていれば、肌に適した色をチョイスしたり、混ぜて色を作ることができます。

コンシーラーは少量しか使わないので、かなり長持ちします。

紫外線の強い季節は、UVケアをしていても多少は日焼けしてしまうなど、肌の色は微妙に変化しています。せっかく購入するのであれば、その時の肌の色に合わせて使用できるようなものを買っておくことをオススメします。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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