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ふくらはぎを細くするストレッチ

更新日:2017.12.14
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
広尾プライム皮膚科 医師 吉澤智子

ふくらはぎを細くするストレッチについて、ドクター監修の記事にまとめました。ストレッチで刺激する2つの重要な筋肉と、具体的なストレッチのやり方を紹介しながらその効果をお伝えします。

ふくらはぎを細くするストレッチ

すっきりしたふくらはぎは、女性の憧れ。パンパンなふくらはぎは目につきやすく、ここが細ければ着こなしの幅も広がるパーツです。

ふくらはぎを細くするためには、溜まっている余分な水分や老廃物を排出するマッサージが有効です。また、ふくらはぎの筋肉をより柔軟に保つストレッチを行うことで、質の高い筋肉、つまり血流をよくする筋肉を手に入れることができます。

ふくらはぎのマッサージについては、『ふくらはぎを細くするマッサージ方法』をご覧ください。

まずは、ふくらはぎの構造を理解しておきましょう。

ふくらはぎの筋肉

ふくらはぎには歩く、走る、跳ぶといった人間の基本動作に深く関わる2つの筋肉があり、血液の流れを促進する重要な働きを担っているので「第二の心臓」とも呼ばれています。

ヒラメ筋

ふくらはぎから足首につながる筋肉

腓腹筋(ひふくきん)

膝裏からかかとにかけてつながる筋肉で、ふくらはぎのふくらみをつくっています。ヒラメ筋に覆い被さるように存在している筋肉です。

ふくらはぎをスッキリさせるためには、この2つの筋肉をストレッチで上手にほぐしていくことが大切です。

ふくらはぎを細くするストレッチ~その1

両足のかかとを床に付けたままで行います。

(1)前傾姿勢をとる

壁や台などに両手を付け前傾の姿勢をとります。

(2)前後に足を広げる

かかとをつけたままで足を前後に開きます。後ろの足が身体の真後ろにくるように意識してください。

前後の足の開きが大きいほど強めのストレッチになります。

(3)前の足の膝を曲げる

後ろの足のかかとを床につけたまま、前の足の膝を曲げます。後ろ足の膝はしっかりと伸ばしたままにしましょう。

前足と後ろ足を入れ替えて、同じようにストレッチします。

(4)腓腹筋が伸びているか確認

後ろ側にあるふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が伸びていることを実感できれば正しいやり方です。

ふくらはぎを細くするストレッチ~その2

次は、床に座って行うやり方をご紹介します。就寝前に簡単に行えるので、1日の疲れを足に残さないためにも日課にしたいストレッチです。

(1)両足を伸ばして床に座る

身体の固い方は、クッションなどの上におしりを乗せておくとよいでしょう。

(2)両足のつま先を引き寄せる

両手でつま先をつかんで、手前に引き寄せます。

つま先に手がつかなかったり痛みを感じる方は、無理をせずにタオルを使いましょう。一枚のタオルを両手でもち、足先にひっかけます。そのままグッと引き寄せてください。

(3)背中をまっすぐに

このとき、背中を丸めないようにすることがポイントです。

足首の裏がしっかりと伸びていることを確認しましょう。

ストレッチをするときの注意点

ストレッチを行うときは決して無理をしてはいけません。次の3つのポイントに注意して心地良いストレッチを続けましょう。

  • 気持ちよいと感じる程度の負荷をかける
  • 自然な呼吸を続ける(息を止めない)
  • 時間は20〜30秒程度。心地よければ少し長めに行っても構いません

腓腹筋やヒラメ筋が硬いと、ストレッチ中にかかとを床に付けておくことができません。

無理のない範囲内でストレッチを続けて、少しずつほぐすことで筋肉が柔らかくなっていきます。今夜からさっそく実践して、ほっそりふくらはぎを手に入れましょう。

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