内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
おりものの色やにおいが変化する原因は?
おりものの形状には、健康状態が如実に反映されます。色やにおいに異常がある場合には何らかの病気を抱えている可能性も高いので、速やかに婦人科を受診するようにしましょう。このページでは、おりものの色やにおいと健康状態との関係について、ドクター監修のもと詳しく解説しています。
日頃からおりものの変化を確認する習慣を
おりものの状態は、体の健康状態を映す鏡です。量はもともと多少変化するものなので極端でなければ問題ありませんが、色やにおいの異常は重大なサインである可能性もあります。
おりものが出ること自体は少しもおかしいことではありません。気になるからといって、洗いすぎることのないようにしましょう。おりものは膣内に潤いを保ち、雑菌などから守ってくれる働きをしています。洗いすぎると必要な善玉菌まで失われてしまい、かえって感染症などのリスクが高まってしまいます。
日頃からおりものの状態をチェックすることが、健康を保つためには重要です。トイレにいった時には、トイレットペーパーに付着したおりものを必ず確認するように習慣づけると良いでしょう。
おりものの色・臭いと健康の関係
正常な状態のおりものとは
正常な状態では、おりものの色は透明か乳白色です。もっとも、実際に出てくる時には膣の粘膜の細胞などさまざまなものが混じります。そのため、多少クリーム色がかっていても正常の範囲内だと言えます。
においについては、基本的にはほぼ無臭です。酸性の性質をもっているため、若干酸っぱいようなにおいがすることもあります。また、生理前には血が混じるため、少しにおいが強くなりますが、これも気にすることはありません。
水っぽい・量が多い
胃腸が弱っていると、このようなおりものが出ることがあります。また、クラミジア頚管炎の可能性もありますので、早めに受診しましょう。クラミジア頚管炎は、悪化すると発熱や下腹部痛を引き起こすことがあります。抗生物質を1~2週間飲むことで治療できますが、対応が遅れると不妊症の原因となる場合もあります。
※より詳しくは『正常?異常?病気を伴う白いおりもの』をご参照ください。
ヨーグルト状・ボソボソしている
カンジダ腟炎を患っている場合には、こういった形状のおりものになりがちです。かゆみを伴うことも多いので、受診して薬を処方してもらうと良いでしょう。
※より詳しくは『正常?異常?病気を伴う白いおりもの』をご参照ください。
膿のような黄色や鼻水のような黄緑色
この場合は、淋菌感染症や大腸菌といった細菌性の腟炎である可能性があります。抗生物質によって治療することが可能ですから、速やかな対応が求められます。
腐ったようなにおい・悪臭・かゆみなど
膣内に雑菌が繁殖していたり、異物があったりするとおりもののにおいが強くなります。かゆみや悪臭を伴うケースでは、トリコモナス腟炎の可能性もあるでしょう。トリコモナス腟炎の場合は、黄色や黄緑色の泡立ったおりものが出ることもあります。
※より詳しくは『「黄色いおりもの」が出る原因は?病気のサインって本当?』および『黄緑色のおりものが出るのは異常?疑うべき病気とは』をご参照ください。
ピンク色や茶色がかっている
ピンク色や茶色のおりものは、血が混じっている状態です。不正出血があるサインですので、長期的に続く場合には診断を受ける必要があります。疑われる病気としては、子宮がんやクラミジア頚管炎、子宮頚管ポリープなどが挙げられます。
※より詳しくは『ピンク色のおりものは何のサイン?』および『異常?正常?「茶色のおりもの」の原因』をご参照ください。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座