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もう悩まない!汗のにおいを消す方法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.08.01
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

身体から発する汗の臭い。自分では臭っていないと思っていても、大量の汗をかいたりすると不安になる方も多いでしょう。ここでは汗の臭いをケアする商品や、オススメの重曹の使い方について解説します。

汗

脇の臭いは汗そのものではなく、肌の上にいる菌が汗や皮脂をエサとして増殖することが原因で発生します。ここでは、市販されている消臭ケア商品の種類と自宅でできるケア方法を紹介します。

消臭ケア商品の種類

汗の臭いに対するエチケットの意識の高まりから、最近ではさまざまな消臭ケア商品が出ています。以下ではその種類について簡単に紹介しましょう。

(1)殺菌タイプ

殺菌タイプのケア商品は、臭いが強い人に効果があります。肌に存在するバクテリアを殺菌することで、臭いの発生を防ぐことができます。ただし銀イオンなどを用いた殺菌タイプは臭いを抑える効果は強いのですが、必要な有効菌までも消してしまいます。そのため、皮脂膜が弱くなり悪い菌が繁殖する可能性があります。

(2)制汗タイプ

このタイプは、汗の量が多い人に有効です。汗そのものの量を減らすことでバクテリアの繁殖を抑えて、臭いの発生を抑えることができます。汗の量が多い場合、服に汗が染み込んで服から臭いが発生する場合もあります。殺菌タイプよりも臭いを抑える効果は弱いですが、肌の常在菌に影響を与えずに汗による臭いを抑えることができます。

(3)拭き取りタイプ

シートタイプは、かいた汗を吸収してくれます。汗を吸収することで、汗ジミや蒸れを防ぎます。またシートタイプは場所を選ばずいつでも使えるので、外出時など、こまめに臭いのケアをしたい時に最適です。

(4)消臭タイプ

臭いを無香化します。臭い物質を包み込む、または中和して、すでに発生している臭いを感じないようにします。直接肌に使うのではなく、衣類にスプレーして衣類に消臭機能をもたせ、臭いが外に漏れないようにするデオドラント剤もあります。

(5)マスキングタイプ

悪臭より強い良い香りを付けることで、嫌な臭いを感じにくくします。ただし消臭の根本的な解消にはなっていないので、つける量を間違えると不快感を与えてしまうこともあるため、使用する際には注意が必要です。

重層で汗の臭いを消す方法

これらの消臭ケアは、自宅で手軽に作ることもできます。ここからは重曹を使ったケア方法を紹介します。

重曹は弱アルカリ性の性質を持ちます。体臭の元には醋酸(さくさん)や酪酸(らくさん)という酸性の成分があり、重曹のアルカリ性の性質が、これらの酸性物質を中和することで体臭を予防してくれます。その上、重曹には殺菌作用があり、肌の表面の雑菌はアルカリ性によって繁殖を抑えられるので、重曹を使うことで臭いの防止にもなります。

どうやって使う?

重曹の使い方はとても簡単。直接脇に塗るだけです。小さじ1杯の重曹を100ml程度の水に薄めた重曹液を作り、スプレーとして使っても良いでしょう。さらに効果的なのが、重曹をお風呂に入れる方法です。ひと握りの重曹を、入浴剤替わりにお湯に入れてみましょう。重曹が体臭の元となる酸性物質を消し取り、体臭を抑えてくれます。

消臭ケアには、さまざまなタイプがあります。自分の目的や体質に合ったケア方法で上手に体臭を予防して快適に過ごしましょう。

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