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産後の肌にはどんなクリームが良い?
更新日:2016.12.09
公開日:2014.10.01
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター
産後の肌は肌荒れを起こしやすいので有効な成分が含まれたクリームが効果的ですが、選び方に注意が必要です。産後の不安定な肌に必要な美白成分や消炎・抗炎症作用のある成分、保湿効果の高い成分をドクター監修による記事でお伝えします。
産後の肌は女性ホルモンの影響で不安定な状態が続いています。そんな産後の肌には、どのような成分を含んだクリームを使えば良いのでしょうか。
産後は肌荒れを起こしやすい時期
クリームを使う主な目的は、油分を補って肌をなめらかに保つことです。また美白効果や抗炎症作用、高い保湿効果など特別な美容効果をねらった成分を高濃度で含有できるのもクリームの特徴の1つです。
出産直後の肌は、妊娠中から継続しているホルモンバランスの乱れによってデリケートになっています。肌のバリア機能も低下しているため、紫外線に敏感に反応してシミが濃くなったり、ちょっとした刺激で肌荒れを起こしたりしやすい状態です。
産後の肌にオススメの有効成分を含むクリームを選ぶ
肌の状態をよく観察し、乾燥やシミ、肌荒れなど気になる症状に応じて肌に必要な成分を含むクリームを選ぶことが大切と言えます。また、肌が刺激に対してとても敏感な時期ですから、できるだけ肌に優しい成分であることが前提となります。
美白作用に加えて消炎、抗炎症作用のある成分
- 油溶性甘草エキス(グラブリジン)
- カモミラET
- m-トラネキサム酸
保湿効果の高い成分
- セラミド
- ステアリン酸コレステロール
産後の肌に刺激を与えないクリームであることが大切
敏感になっている肌に使うため、香料や保存料など添加物の少ない敏感肌用のクリームがオススメです。
クリームは、美容効果のある成分を高濃度で配合しやすいことから肌に合わないと強い刺激になる場合があるので、パッチテスト(二の腕など皮膚の柔らかい部分にコイン大にクリームを塗布して24時間経過を観察)をしてから使用しましょう。
使用中にかゆみやかぶれなどの反応がみられたら、すぐに使用を中止して医師に相談しましょう。
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