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エステサロンいらずのホームエステとは?

更新日:2017.05.11
公開日:2015.03.01
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

ホームエステで美容効果を求めるためには、エステティシャンの技術をどれだけ再現できるかがポイントとなります。ここではハンドマッサージに焦点をあて、エステティシャンの4つのテクニックをホームエステにとり入れるコツをお伝えします。

ホームエステ用の高性能美顔器が多く出回っており、エステ並みの美容効果を手軽に得られるようになってきました。わざわざエステサロンまで足を運ばなくてよいのは大きなメリットです。
ただし、高い美容効果を得たいなら、使い方をしっかり理解する必要があります。

ホームエステとエステサロンの差が大きいマッサージ

新陳代謝を活性化して皮膚に必要な酸素や栄養、美容成分を行き渡らせ、老廃物の排出を促すなどして、美肌や痩身、小顔といった美容効果を求めるのがエステサロンのマッサージです。「さする・なでる・揉む・叩く・押す」といった刺激をリズミカルに肌へ与え、皮膚の下にある筋肉や血液、リンパ液に働きかけます。
「自分で肌をマッサージすれば同じ効果が得られるのではないか」と思いがちですが、これは大きな間違いです。
エステティシャンは肌に最適な圧力や密着感、心地よさなどを考慮した繊細な指使いを習得しており、筋肉やリンパの流れを把握したうえで部位ごとに技術を使い分けています。この高度な技術を身につけるのは、簡単ではありません。また、自分の指でセルフマッサージを行うのは角度の問題もあり、プロのエステティシャンでも難しいことがあります。
さらに、自己流のマッサージは肌トラブルを引き起こしかねません。摩擦を生じて色素沈着を起こしたり、筋肉の線維が切れてたるみやシワを生じたりする恐れもあります。

エステティシャンのテクニックを再現する4つのテクニック

エステサロンで行っているマッサージは、主に次の4つです。最近では、エステシャンのテクニックの特徴を考慮して設計された美容ローラーも販売されています。この4つのテクニックを再現できる美容ローラーを上手に活用することで、エステ並の美容効果をセルフケアで得ることも可能です。

(1)ニーディング
皮膚や皮下脂肪、筋肉をほぐして血行をよくし、新陳代謝を促進するため、痩身では必ず行われるテクニックです。肌を吸い寄せながらつかみ、パンをこねるように揉みほぐす動きから、「パンコネ」とも呼ばれています。
脂肪の厚い太ももやおなかの他、背中や二の腕、フェイスラインなど体全体に効果的です。複雑な曲線でも深くつまみ流せるように設計された美容ローラーを使いましょう。

(2)エルフラージュ
手のひら全体で大きくなでるマッサージ法で、軽擦法とも言います。手のひらを肌に密着してやさしくなでるように滑らせ、広い面にリズムよく刺激を与えながら、血液やリンパの流れに沿って肌を吸い上げるのが特徴です。新陳代謝を促進して、むくみを解消する効果が期待できます。太ももや二の腕、首筋に行うとよいでしょう。
エルフラージュのコツは、密着です。広い範囲を均一に押し流せるような美容ローラーが適しています。

(3)ドレナージュ
フランス語で「排出」を意味するドレナージュは、リンパの流れを促進し、老廃物を排出するために用いられます。むくみに効果がありますが、リンパを強く刺激し過ぎるのは逆効果です。
ホームエステでは、目元や口元を中心としてドレナージュをとり入れるとよいでしょう。肌の曲線に合わせて軽く押し流せるように作られている美容ローラーを使用して、やさしく肌のめぐりを促してください。同様に、首筋やフェイスラインもやさしくケアしましょう。

(4)タッピング
指を細かく動かして、肌をリズミカルに刺激するテクニックです。顔の筋肉に対して垂直にタッピングする技は意外と難しく、しかもスピードや力加減も重要となります。
皮膚をしっかりと揺らすことができるタッピング特有の刺激を再現できる美容ローラーを使えば、肌の引上げ効果が期待できるでしょう。
頬やフェイスライン、首元、デコルテの肌のキメを整えたい方におすすめです。

それぞれの特徴を持つ美容ローラーを使い分けて、ホームエステにとり入れるとよいでしょう。

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