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頬の脂肪吸引の効果や施術法と注意点
小顔は女性の憧れです。顔の大きさにコンプレックスを持つ女性の中には、頬の脂肪吸引を考える方もいらっしゃると思いますが、効果はあるのでしょうか?ドクター監修のもと、頬の脂肪を吸引する施術の効果と、注意点について解説します。
大きく見える顔をどうにかしたいと悩んでいる女性は多いようです。ダイエットで体重を落としても、頬の脂肪は落ちにくいもの。それだけで小顔になるのは難しいでしょう。そこで、脂肪吸引で頬の脂肪を落とす方法と注意点についてお伝えします。
頬の脂肪吸引が効果的なタイプ
顔の形は、骨格と筋肉、皮下脂肪によって成り立っています。そのため、小顔にするためには、どの要因を調整する必要があるのかがポイントとなります。たとえば、しっかりとした骨格によって頬骨やエラが目立つ場合には、骨切・骨削り手術やボトックス注射が効果的でしょう。しかし、頬がぽっちゃりしている下ぶくれタイプには、脂肪吸引がおすすめです。
頰の脂肪吸引はどうやって行うの?
頬の脂肪を吸引する際には、術後の傷あとが目立たないように耳の後ろから吸引用のカニューレを挿入するのが基本となっています。どのくらいの量の脂肪を吸引するかは、本人の希望に合わせて決めていきます。
頬の脂肪を除去すると、ハリが失われて皮がたるんでしまうのではないかと心配をされる方もいらっしゃいますが、そのような問題はほとんどないと言ってもいいでしょう。脂肪吸引を行うと、脂肪層に細かい空洞がたくさん、それとともに皮膚が引き締まってくるので、時間が経つと徐々に収縮するため、脂肪の厚みは解消されます。よって、皮膚はたるむことなく、キュッと引き締まるのが一般的です。
頰の脂肪吸引、腫れや痛みは?
顔の脂肪を吸引した場合も、他の部位と同様に術後の腫れや内出血を引き起こす可能性があります。顔は非常に目立つ部位のため、術後のケアをきちんと行うことが大切です。
最低でも術後1〜2日はフェイスバンドで吸引した部位を圧迫しておくことが推奨されています。圧迫することで、内出血の量や痛み・むくみを最小限に抑え、きれいなフェイスラインに仕上げることが期待できます。
顔は体の他の部位に比べると術後の腫れが少ない部位といわれています。ですが、多少の腫れや内出血は予想の範囲で起こりうる可能性があります。目安として、腫れは2〜3日、内出血は1〜2週間ほどで落ち着いてくるでしょう。
いずれもコンシーラーやメイクでカバーできる程度です。運動制限も厳しくはないため、術後3日ほどで外出も可能になります。
術後のケアは必要?
施術前の生活に戻るまでの期間を「ダウンタイム」と呼びます。ダウンタイムが短い場合、1週間ほどで皮膚の拘縮がはじまります。拘縮とは、脂肪吸引した部位の皮膚が固くなったりでこぼこしたりする状態です。特に特別なケアを行う必要はありませんが、マッサージやストレッチを行うと、皮膚の修復が早まり、柔らかくなります。マッサージについては医師に相談して行うのがよいでしょう。
拘縮のケアについては『脂肪吸引後の拘縮(硬縮・こうしゅく)の原因とケア方法は?』で詳しくご紹介しています。
頬の脂肪を吸引する際の注意点
しかし、頬の脂肪を取り去れば必ず小顔効果があるというわけではありません。最初にお伝えしたとおり、顔の輪郭を決めているのは脂肪だけではないからです。つまり、頬がふっくらしているのは、脂肪だけのせいとは限らないのです。口元ら頬にかけて存在している筋肉が原因であるケースもありますが、その場合は除去するほどの脂肪もないので、脂肪を吸引したところで顔の形はほとんど変わりません。また、筋肉や骨格とのバランスを考えずに脂肪を吸引してしまうと、全体の輪郭が崩れてしまう可能性もあるので注意してください。
頬の脂肪吸引を受ける際には、筋肉と骨格の発達具合や脂肪の量を考慮して施術を行えるクリニックを選ぶことが重要です。
顔の脂肪吸引の詳しい情報については、『顔の脂肪吸引手術の特徴や効果、注意点、術後の経過』をご覧ください。
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