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美白化粧品を活用!ワキの黒ずみをとる方法

更新日:2017.03.31
公開日:2015.03.31
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

薄着になると気になるワキの黒ずみ。キレイにとり除くためには、その原因や効果的な美白成分などを知っておくことが大切です。キレイなワキのために知っておきたい知識を、ドクター監修の記事でご紹介します。

ワキの下は、暖かくなるにつれてお手入れが気になる部位です。ムダ毛とあわせて悩みの筆頭にあがるのは、ワキの下の黒ずみ。その原因や予防と解消に効果的な美白成分を知り、正しいお手入れでキレイなワキを手に入れましょう。

ワキの黒ずみ2つの原因とは

ワキが黒ずむ主な原因には、メラニン色素の沈着と皮脂や古い角質汚れなどのつまりがあげられます。

メラニン色素の沈着は、メラノサイトという細胞が肌への刺激に対して起こす防御反応です。ワキは摩擦やカミソリなどの物理的刺激が多いため、肌の中でも特にメラニン色素が蓄積されやすい部位と言えるでしょう。

しかも、ワキの皮膚は薄くデリケートなため、肌を守るためにメラニン色素が沈着しやすかったり、角質が厚くなって毛穴につまりやすくなったりといったトラブルが起こりやすいのです。

また、特殊な場合ですが妊娠中も黒ずむことがあります。これは妊娠により女性ホルモンがメラニン色素を刺激しているせいです。この場合、出産後は元に戻りますので心配ありません。

ワキの黒ずみを悪化させる5つの習慣

ムダ毛処理時のケアが不十分

ワキのムダ毛を自己処理する方は多いかと思いますが、その後のケアはきちんとしているでしょうか。

ムダ毛処理後の肌は非常にデリケートな状態になっています。処理直後は肌が炎症を起こしている場合もあるため、処理後は肌を冷やし、刺激の少ない化粧水で保湿ケアを行いましょう。

カミソリでのケアを行う場合は、脱毛中も、しっかりとクリームを塗るなどして、肌を痛めない工夫をしましょう。

制汗スプレーを多用する

夏にはワキの汗やニオイをケアするために制汗剤を使う方が多いかと思います.ですが、汗腺を塞ぐ制汗剤も、ワキの黒ずみの原因になるのです。

刺激の強いものを避ける、過剰に使用しないなど、製品選びや使い方には十分注意することが大切になります。

きつい下着や衣類を身に着ける

メラニン色素による黒ずみを防ぐためには、ワキの下にできるだけ刺激を与えないことが重要です。

体にぴったりしすぎる服やきつい下着を身に着けていると肌への摩擦が大きくなり、刺激を与えてしまいます。できるだけ避けるようにしましょう。

睡眠不足

ワキも顔などと同様、ターンオーバーによって生まれ変わる肌の一部です。新陳代謝を促す成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるので、十分な睡眠をとることもワキの黒ずみを解消するために大切なことの1つです。

食生活が乱れている

外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアも重要になります。そのためには、食生活の改善は欠かせません。

ワキの黒ずみの予防・解消に効果的とされる主な栄養素は、ビタミンCとビタミンEです。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、コラーゲンの生成を助ける働きが期待できます。パプリカ、ゆず、アセロラ、パセリ、芽キャベツ、レモンなどの食材に多く含まれています。

また、ビタミンEは肌の新陳代謝を促す働きを持つ栄養素です。すじこ、いくら、たらこ、明太子、モロヘイヤ、うなぎ、かぼちゃなどがビタミンEが豊富な食材です。

キレイなワキのために活用したい4つの美白成分

ハイドロキノン

黒ずみの原因になるメラニン色素を作る酵素「チロシナーゼ」を抑える効果があります。その作用から、「肌の漂白剤」とも呼ばれています。しかし、刺激が強いため、高濃度のものは皮膚科でしか処方されません。低濃度配合の化粧品は市販されるようになりましたが、人によってはそれでも刺激が強すぎる場合があるので、注意が必要です。

トレチノイン酸

肌の深層にあるメラニン色素を外に出し、新陳代謝を促します。皮膚がポロポロとはがれ落ちるようなピーリング効果が期待できますが、皮膚の乾燥や赤いただれを招くこともあるので、医師に相談したうえで使用してください。また、胎児や乳幼児への影響は確認されていないので、妊婦や授乳中の方は使用を控えましょう。

ルミキシルペプチド

ハイドロキノン同様「チロシナーゼ」を抑制し、メラニンの生成を抑える作用があります。天然由来のアミノ酸からなるタンパク質なので、肌にやさしく、キメを整えながら少しずつ黒ずみを薄くしていくことが期待できます。美白効果はハイドロキノンの17倍ともいわれ、注目の成分とされています。

ビタミンC誘導体

ビタミンCが肌に浸透しやすくなるよう安定させたもので、肌に吸収されたあと、酵素反応によってビタミンCに変わります。メラニンの生成を抑え、色素沈着を防いでくれるので、黒ずみを薄くする効果が期待できます。しかし、刺激が強いことから肌が乾燥しやすいというデメリットがあります。ビタミンC誘導体とあわせて、保湿成分が配合されたスキンケア用品を選ぶとよいでしょう。

美白化粧品を使ったワキの下のケア

美白成分の効果を高めるためにも、美白化粧品を使った正しいセルフケア方法を実施しましょう。

まずは、ワキの下をきれいに洗うことが大切です。洗う際に、蒸しタオルや入浴でワキの下を温めて黒ずんでいる部位の毛穴を開いておくと、より効果的です。石けんやボディソープをたっぷり泡立て、こすらずやさしく洗いましょう。摩擦による刺激はさらなる黒ずみの原因になるので、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うのはNGです。ただし、皮脂が残ってしまっても黒ずみの原因になるので、やさしく洗うことを心がけながらも、皮脂汚れは丁寧かつしっかり落としましょう。

きれいに洗ったあとは、美白成分が配合されたスキンケア用品でケアしましょう。美白化粧水で保湿したり、美白美容液をしみ込ませたコットンでパックするのも効果的です。どちらにしろ、大切なのは最後に油分でフタをすることです。有効成分をしっかり浸透させるためにも、意識しましょう。

ワキはデリケートな部位です。自分の肌にあったスキンケア用品を使い、正しいケアを心がけてください。

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