美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

パウダーファンデーションの正しい塗り方やキレイに塗るコツ

更新日:2017.10.27
公開日:2015.09.30
ドクター画像
この記事の監修者
メイクアップアーティスト・メイク講師・スキンケアアドバイザー 益子克彦

正しいパウダーファンデーションの塗り方を、メイクのプロの監修でご紹介します。どんなによいアイテムを使っていても、間違ったファンデーションの塗り方をしていては台無しに。正しい塗り方ときれいに塗るコツをマスターしましょう。

パウダーファンデーションは手軽な反面、化粧崩れしやすい、ヨレやすいという欠点があります。しかし、その欠点も塗り方、使い方次第でキレイに仕上がるものです。ここでは、キレイに仕上がるパウダーファンデーションの塗り方と使い方についてご紹介します。

パウダーファンデーションの特徴は?

粉末を押し固めた形状のファンデーションです。通常は専用のコンパクトケースに入れて、パフやスポンジ、ブラシなどで使用します。

リキッドファンデーションなど他のタイプに比べるとカバー力の面でやや劣りますが、余分な皮脂をパウダーが吸着するためテカリを抑えることができるのも特徴です。携帯に便利でお化粧直しもしやすいため、年齢を問わず幅広い女性に人気。防腐剤などを添加していないタイプ、スポンジに水を含ませて使用するタイプなど、さまざまなバリエーションがあります。

パウダーファンデーションの仕上がりを左右するスキンケアの必要性

メイクを美しく仕上げるためには、大前提として、スキンケアをきちんと行い肌を整えることが大切です。

皮脂を残したままだと、化粧崩れの原因に

ファンデーションを塗る前に、まずは洗顔によって余分な皮脂をおとしましょう。寝ている間に酸化した皮脂をきちんと落とさないと、化粧崩れの原因になります。とくに、Tゾーン(額・鼻の部分)など皮脂分泌の多い部分はテカリにもつながるので、たっぷりの泡で優しく丁寧に洗いましょう。

化粧水や乳液は肌にしっかりとなじませる

洗顔がおわったら、化粧水、乳液で肌を整えましょう。このときに、しっかり肌に馴染ませて次のステップに移ることが、メイクの仕上がりをキレイにするポイントです。

日焼け止めを塗る場合は、スキンケアの後、ベースメイクの前のタイミングで塗ることをおすすめします。

化粧下地をムラなく塗る

スキンケアが終わったら、化粧下地をつけていきます。このとき重要なのが、下地の選び方や塗り方も、メイクの仕上がりに大きく影響するというコトです。適量をムラなく塗るように心がけましょう。下地選びに関しては、『肌質別!ファンデーションの仕上がりを美しくする下地の選び方』をご覧ください。

パウダーファンデーションの塗り方のコツ

ファンデーションを最初に塗るのは、一番気になるところからがポイントです。

気になる部分は最初にカバー

まずは、シミやクマ、くすみなど気になる部位を始めにカバーしていきましょう。ただし、コンシーラーを使用する場合はファンデーションの前につけて、ファンデーションで抑えるように塗っていきましょう

気になる部位をカバーしたら、次は広い部分にファンデーションを塗っていきます。目の周りや小鼻など細かい部位につける場合は、新たにファンデーションをとるのではなく、パフやスポンジに残ったファンデーションを塗っていきます。

肌に滑らせるように塗るのがコツ

また、パウダーファンデーションを塗るときのコツは、こするのではなく、肌の上を滑らせるように塗るか、上から抑え込むようにつけていきましょう。

特に乾燥肌の人は、肌に摩擦をかけないためにも、この方法をおすすめします。肌へのダメージを少なくするために、肌は触れば触るほど負担がかかるということを意識することが大切です。

また、最後にラインに塗ることも忘れないようにしましょう。

右側が完成した写真。左のスキンケア後の肌と比較すると、ふわっとした美しい肌に仕上がりました。

素肌感を求めるならパフよりブラシを使う

パウダーファンデーションは付属のパフでそのまま塗るという人が多いと思いますが、素肌っぽくナチュラルに仕上げたいのであれば、ブラシを使うのもおすすめです。また、どうしてもムラができてしまうという人なども、ブラシの方がムラなく簡単に仕上がるのでおすすめです。

詳しくは、ファンデーションブラシ、あなたは正しく使えていますか?の記事をご覧ください。

アイテムのお手入れも忘れずに

パフやスポンジ、ブラシは長期間使い続けると、皮脂や汗などの汚れがたまって雑菌が増えたり、メイクののりも悪くなります。使うたびに洗うことが理想ですが、忙しくて難しいという方は、週に1~2度洗浄するようにしましょう。定期的に新しいものを使用するのもいいでしょう。

パフやスポンジの洗い方

専用のクリーナーも市販されていますが、自宅にある中性洗剤をうすめて使っても構いません。乾いたパフやスポンジに洗剤をなじませ、もみ洗いして汚れを浮かせてから、ぬるま湯ですすぎます。最後は、軽くしぼってから陰干しをしてください。

ブラシの洗い方

ブラシは使用後にティッシュペーパーなどを当てながら毛先に残ったパウダーを丁寧にふき取り、毛先をキレイに揃えから収納します。ブラシの汚れが目立つようになったら、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で振り洗いをして乾燥させましょう。

パウダーファンデーションを選ぶときのポイントは?

自然なカバー力と使いやすさがうれしいパウダーファンデーション。購入の際は、以下のようなポイントを考えて購入することも大切です。

顔色が浮かない色選びのコツは?

せっかくキレイにメイクできたと思っていたのに、「外出先で鏡を見たら顔と首の色がまったく違っていた」なんてことはありませんか?メイクを自然に見せるためには、肌色にあったファンデーションを選ぶことも大切です。

ファンデーションの色を選ぶときは、首に近いフェイスラインに2~3色をのせ、顔や首になじんでいるかを確認しましょう。チェックする際は、なるべく自然光か、明るめの照明の下で見ることも大切です。

肌質に合った成分を選ぶことも重要

敏感肌の人は、ファンデーションに含まれている香料やタール色素、防腐剤、紫外線吸収剤などが肌の刺激になることがあります。敏感肌用のファンデーションを選ぶなど、肌質に合ったものを選びましょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座