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顔のたるみの原因となる食品と解消するための方法

更新日:2018.03.05
公開日:2015.12.25
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

顔のたるみ予防のためにスキンケアはもちろん、原因となりやすい食事を避け、インナーからもサポートケアをしていきましょう。ここでは、老化をはじめとする顔のたるみなどが気になる場合に、なるべく控えたい栄養素について、ドクター監修のもと解説します。

顔のたるみ予防に必要なことは、スキンケアで肌をすこやかに保つだけでなく、生活習慣を調えることも必要です。特にバランスのとれた食事による栄養摂取も、アンチエイジングにおいて重要なポイント。

ただし、栄養バランスの偏った食事や摂取しすぎてしまうことで、美容トラブルを招きやすくなるものもあります。ここでは、たるみやシワの原因につながる可能性がある食べ物や栄養素をご紹介していきます。

顔のたるみの原因となる食品や成分

コルチゾールの分泌を増やすアルコール

お酒などに含まれるアルコールを摂取すると、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが分泌されます。コルチゾール自体は体にとって必要なものですが、コルチゾールを作る際に体内のビタミンCを使います。ビタミンCは美容面において、皮膚のコラーゲンを生成するのに必要な栄養素でもあります。過剰なアルコール摂取をすることで、コルチゾールの分泌が増え、体内のビタミンCも減ってしまうため、コラーゲン生成も低下。皮膚のコラーゲン量が低下することで、たるみを招いてしまいます。

アルコール摂取は適量であれば問題ないのですが、お酒を飲みすぎてしまうことで、コルチゾールを大量に分泌してしまうので、気をつけましょう。

摂りすぎで皮膚老化を招く脂肪分

脂肪には私たちの健康と肌に必要な必須脂肪酸が含まれているので、ダイエットなどで脂肪分を徹底的に避けることは、美容面はもちろん健康面においても逆効果といえます。ただし、脂肪分をとりすぎてしまうと抗酸化物質を消費してしまうので、たるみをはじめとする皮膚老化を招くことが考えられます。脂肪分は現代のさまざまな加工食品に使われているので、肉類を避けるだけでなく、普段口にするものを改めて見直してみるのもよいでしょう。

悪玉コレステロールを増やすトランス脂肪酸

近年、問題視されているのがトランス脂肪酸。簡単にいうと、液体油に水素を添加して人工的に固形にしたものです。代表的なのはマーガリンやショートニング。これらを含んだパンやケーキなどの菓子類などは、なるべく避けるようにしたいところです。トランス脂肪酸は、活性酸素を放出する体内に悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増やすため、美容面だけでなく健康面への影響も考えられます。

肌の弾力を低下させる糖分

糖質は本来、体のエネルギーとなる役割を果たします。ただし、糖分を摂りすぎると、糖化という現象が起こります。糖化とは、糖とタンパク質が結合する現象のこと。糖化はコラーゲンを硬くしてしまうため、肌の弾力が低下し、たるみやシワの原因になると言えます。

顔のたるみを解消する方法

現代の食生活では、これらの栄養素を制限することが難しい場合があります。しかし、ちょっと意識してみるだけでも、普段から口にする栄養素を控えようとする姿勢も生まれてくるはず。まずは、気を張り過ぎないように、少しずつはじめていくようにしましょう。

 

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