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鼻筋を高くするヒアルロン酸注射の美容効果

更新日:2017.12.20
公開日:2015.12.23
ドクター画像
この記事の監修者
銀座禅クリニック 院長 コッツフォード 良枝

鼻へのヒアルロン酸注入について、ドクター監修のもと解説します。最近主流となってきた鼻へのヒアルロン酸注入は、メスを使わず10分ほどの施術で理想の鼻の形になれるといわれています。メリットやデメリット、安全性を確認しましょう。

鼻にヒアルロン酸を注入して、理想の鼻を作りあげる施術は、最近では、もっともポピュラーな美容施術のひとつと言えます。鼻へのヒアルロン酸注入には、どのような特徴があるのでしょうか。

美容整形で注目!鼻へのヒアルロン酸注入の特徴

鼻へのヒアルロン酸注入は、FDA(米国食品医薬品局:米国におけるわが国の厚生労働省相当の政府機関)、CE(EU圏の安全規格)でも認可されており、世界中の美容医療分野で広く行われています。鼻の構造を熟知したうえでのヒアルロン酸の注入は、鼻を高くするだけではなく、鼻のラインをまっすぐにしたり、小鼻の縁を整えたりするときなどにも行われ、その注入量を微細に調節することによって鼻の形態を整えることができます。

鼻を高くするヒアルロン酸注射の治療法

ヒアルロン酸は、もともと人間の身体の細胞に存在しているムコ多糖類の一種です。細胞と細胞とを繋ぐ役割を果たしており、高い保湿力を備えています。肌のハリとみずみずしさを保つためには、欠かすことのできない成分だと言えます。

ヒアルロン酸を外から注入して肌を持ち上げることで、理想の鼻を作りあげる効果が期待できます。外科治療に頼ることなく短時間で効果を得ることができるため、人気の高い治療法となっています。

ヒアルロン酸注射の安全性|腫れ・痛み・副作用など

効果の大きいものにはリスクもつきものですが、ヒアルロン酸注射の場合は違います。元から人間の身体の中にある成分ですので、副作用などの心配はほとんどありません。注射針を使う以上、内出血や腫れといったリスクはゼロではありませんが、信頼のおけるクリニックであれば、その際の対処法も徹底されています。

鼻のヒアルロン酸注射の効果が持続する期間

気になる効果の持続期間は、注入後、個人差はありますが、数か月間は効果が期待でき、半年から1年かけて、徐々に分解・吸収され、元の形に戻っていきます。注射をくりかえすことによって、持続期間を長くすることができます。

鼻へのヒアルロン酸注射のメリット

鼻筋が自然で美しいラインになる

鼻へのヒアルロン酸注入は、現在では、比較的、気軽に受けることができます。自然で美しい鼻のラインを手に入れることができるのも特徴です。もともと体の中にある自然な成分であるヒアルロン酸は、注入によるアレルギーを引き起こす心配もありません。

施術時間が短い

ヒアルロン酸注入は、施術時間が短いことでも知られています。ヒアルロン酸を鼻に注入し終わるまでの時間は、わずか10分ほど。痛みや違和感は3日~5日ほどありますが、後遺症と言えるものはこれだけです。術後の通院も普通は不要です。体質によっては腫れや内出血があることもありますが、これも深刻なレベルではありません。

日常生活への影響もほとんどないため、洗顔やメイクは当日から可能です。シャワーや入浴も、あまり長時間にならなければ問題ありません。

失敗してもやり直し可能

万が一、ヒアルロン酸注入が失敗したとしても、ヒアルロン酸を溶かす注射剤があるため、やり直すことができる可能性が高いです。

鼻へのヒアルロン酸注射のデメリット

ヒアルロン酸注射は、鼻の形状や皮膚の状態によっては、問題を引き起こしてしまう場合があります。

鼻根の部位が太くなる

たとえば、皮膚が分厚い鼻だと、いくら鼻にヒアルロン酸を注射しても、皮膚は縦に伸びずに横に広がってしまい、鼻根部がやけに太くなってしまうことがあります。

過剰注入で皮膚の一部が壊死する可能性も

鼻先の皮膚は非常に繊細なため、ヒアルロン酸を過剰に注入すると、皮膚の一部の細胞が死んでしまう「壊死(えし)」と呼ばれる状態を引き起こす危険性もあります。また、鼻の血管は目まで張り巡らされているものもありますので、目の血行が悪くなり失明してしまうリスクもあります。

不自然な印象・仕上がりになる可能性も

鼻を高くしすぎると、不自然な印象を与えてしまうこともあります。さらに、鼻のラインを高くすることによって、今まではあまり気にならなかった顔の左右バランスが気になり始めてしまう人もいるようです。

ほかにも、ヒアルロン酸が分解・吸収されず、注射部位に残留して、しこりとして残ってしまうケースもありますが、こちらは溶解剤を注射することによりほとんどのケースが改善できます。

ヒアルロン酸注射は保険適用外

ヒアルロン酸注射は保険適用外ですので、相場というものはあってないようなものです。クリニックやキャンペーンにより変わってきますし、麻酔込みの場合と麻酔が別料金の場合でも違ってくるため、よく確認してから選ぶようにしましょう。

注意していただきたい点は、高額なクリニックが安価なクリニックより技術が高いというわけではないということです。料金はクリニックを選ぶうえで大切な参考基準になりますが、それだけで選ぶのはやめましょう。

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